サンドウィッチマン「やっと阿部寛さんと肩を並べる」「もらえるものは何でも」ギャラクシー賞に喜び

贈賞式に出席した「サンドウィッチマン」の伊達(左)と富澤 

お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(46)と富澤たけし(47)が2日、「第58回ギャラクシー賞贈賞式」に出席した。

2人が出演する「サンドのお風呂いただきます『福島第一原発の中へ&浜通りのいまSP』」(NHK)でテレビ部門個人賞を受賞。笑いの力で人々を励まし、東北の「心の復興」に並走してきたことを評価された。

伊達は「歴代の受賞者が素晴らしい方々ばかりで、阿部寛さんとか。やっと阿部寛さんと肩を並べることができた」と笑いを誘った。一方の富澤も「もらえるものは何でももらいます。この勢いでベストジーニスト賞も狙いたいです」と貪欲な姿勢をみせた。

3年連続好きなタレント1位のサンドウィッチマン。伊達は「どこでアンケートを取ってるのよくかわからないんです。きっと東北新幹線の中なんじゃないかと思ってます」と照れた。

好感度の高い理由について富澤は「(2人とも)フォルムが丸いんでね。ゆるキャラ的に見てくれてるんだと思います」。伊達は「コロコロしてるオッサン2人がいろんな外ロケしてたらちょっと面白いんでしょうね」と分析した。

締めのスピーチで伊達が「(東北の)みなさんが獲った賞だと思います」と格好付けたが会場が静まり返る場面も。「違うなぁ(笑い)」と気を取り直し「これからも現状を直接聞いて、直接見た情報をしっかり伝えていければいいなと思います。震災から10年過ぎましたけど過ぎたら過ぎたでまた問題が発生してます」と話した。

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