石木ダム事前協議提案 住民、可否判断 4日 回答期限 

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 長崎県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設事業を巡り、県が水没予定地に暮らす反対住民との対話に向け、事前協議を提案した文書の回答期限が4日に迫った。住民は文書で回答する方針だが、県への不信感から慎重論も出ている。
 県は、中村法道知事が住民と対話するための条件面を詰める事前協議を6月上旬に設けたい考え。その趣旨の文書を5月21日付で住民13世帯に送付した。住民は事前協議に応じるかを検討し、回答の文書を今月4日までに県に送る予定という。
 住民側は対話の条件に「工事の中断」を求め、付け替え県道の工事現場で抗議の座り込みを続けている。5月28日には住民が帰宅した後、業者がダム本体建設予定地近くに重機を搬入した。こうした動きへの不信感が根強く、住民が事前協議に応じるかは不透明だ。県河川課は「期限まで回答を待ちたい」とコメントした。