全員野球で県制覇を  全日本学童軟式野球県大会出場の新井ジュニア 入村市長に決意表明

 第41回高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)の新潟県大会に、妙高市の新井ジュニアが出場する。5月31日、選手らが市役所を訪れ、県制覇を入村明市長に誓った。

 県大会は6月12、13日。新潟市のハードオフエコスタジアムで行われる。各地区代表の8チームがトーナメントで競う。

 新井ジュニアの県大会出場は、前身の白峰ジュニア時代を含め4年連続となる。上越市・妙高市予選(上越タイムス旗争奪大会)で優勝を飾り、その後の上越支部大会を勝ち抜き出場権を獲得した。

 この日は6年生選手やコーチら約10人が市役所を訪れた。順次決意表明し、「いっぱいヒットを打ちたい」「全国大会に行きたい」などと語った。

 寺島帆南主将(11)は「全員が活躍するチーム。県大会はとっても楽しみ。守備をもっと堅くして絶対優勝します」ときっぱり話した。

県大会への思いを語る選手。コロ受け、受け、少人数で訪れた。

 入村市長は「積み重ねたことに自信を持って、気持ちで負けないこと」と激励した。

 「小学生の甲子園」といわれる8月の全国大会は例年、東京都で行われているが、今年は東京五輪に伴い本県で行われる。開催地枠により、県大会のベスト4が進出できる。新井は1回戦で出場権を懸け、直江津ジュニアベースボールクラブと対戦する。

第18回上越タイムス旗争奪幼年野球大会で優勝した新井ジュニア(5月4日、上越市)

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