ポロックと入れ替わるのは投手 筒香はロースター残留へ

日本時間6月3日のカージナルス戦に14対3で大勝したドジャース。1日のオフを挟み、同5日からは敵地トゥルイスト・パークでブレーブスとの3連戦が予定されているが、この3連戦からAJ・ポロックとジミー・ネルソンの2選手が戦列復帰予定となっている。デーブ・ロバーツ監督はこの2選手を2投手と入れ替えて、ロースターを投手13人・野手13人の構成に戻す方針を明言。これにより筒香嘉智はアクティブ・ロースター26人に残ることが決定的となった。

正左翼手のポロックが戦列復帰するため、現在アクティブ・ロースターに登録されている野手12人のなかで最も序列が低いとみられる筒香がポロックと入れ替わる形でマイナー降格もしくはDFAになることが有力視されていた。しかし、ロバーツは投手14人・野手12人のロースター構成を継続するのではなく、投手を1人減らして投手13人・野手13人に戻してアトランタに向かうことを明言。ドジャース移籍後、10試合で打率.125(24打数3安打)、0本塁打、2打点、OPS.401と結果を残せていない筒香だが、もうしばらくのあいだ、ドジャースの一員としてプレーできそうだ。

筒香の処遇が次に注目されるのは、現在60日間の故障者リストに登録されているトニー・ゴンソリンが戦列復帰を果たすときだろう。ゴンソリンは早ければ来週にも戦列復帰すると見込まれており、60日間の故障者リストから選手を復帰させる際には、ロースターの40人枠を1つ空ける必要がある。ゴンソリンは投手のため、ゴンソリンに代わって投手1人がロースターの40人枠から外される可能性もあるが、そのときまでに筒香が復調の兆しを見せないようであれば、40人枠から外される候補となる可能性は否定できない。筒香にとって「勝負の1週間」がスタートする。

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