聖火リレーでめぐる47都道府県【6月4日~】と新潟県のルート&名所・観光スポット3選

東京2020オリンピックの聖火リレーは、ギリシャの首都アテネで引き継がれた聖火が47都道府県をめぐり、日本を一周します。聖火リレーのルートに沿って、日本各地の名所・観光スポットをご紹介します!

新潟県のルートとランナーは?

聖火リレーは20201年3月25日(木)に福島県からスタート。6月4日(金)~5日(土)は新潟県を聖火ランナーが走ります。

●1日目(6月4日)

糸魚川市役所を出発し、上越市、柏崎市、佐渡市、十日町市から、南魚沼市の八色の森公園芝大広間へ。

●2日目(6月5日)

長岡市のアオーレ長岡を出発し、三条市、燕市、弥彦村、新潟市、新発田市、阿賀町を経て、村上市の岩船港港湾緑地に到着します。

新潟県を走る有名人ランナーはこちら

●タレント・横澤夏子さん

糸魚川市を走行(6月4日)

●お笑い芸人・おばたのお兄さん

南魚沼市を走行(6月4日)

●歌手・小林幸子さん

新潟市を走行(6月5日)

見どころ・佐渡金銀山遺跡

日本海に浮かぶ佐渡島は、金や銀の採掘場として発展。金銀を採掘した鉱山の数は55もあり、江戸時代からの400年もの間に産出された金銀は、金78トン、銀2,330トンにものぼりました。当時、江戸幕府の財政を支える資金源にもなった鉱山。今ではそれらを総称して佐渡金銀山遺跡と呼ぶようになり、国指定記念物として大切に保存されています。

最近では、風化した施設跡が「天空の城ラピュタ」に似ていると話題になっています。そのひとつ、「北沢浮遊選鉱場跡」は金銀の生産量を増やすための設備があった場所で、浮遊剤を使って金銀を分離回収する施設でした。現在は建物の土台だけが残されており、緑に覆われたその姿はどこか儚く神秘的な美しさをまといます。

見どころ・弥彦山

新潟県の名峰・弥彦山は、標高634メートル。その高さは東京スカイツリーと同じで、山頂までは登山道から徒歩1時間半ほど。ロープウェーや車で山頂まで行くこともでき、手軽に森林浴や登山が楽しめます。

弥彦山からは越後平野や日本海、佐渡島などを一望でき、北陸の大パノラマも見どころのひとつ。夜景の美しさにも定評があり、全国夜景100選、日本夜景遺産に選ばれるほどで、昼と夜の両方の景色をぜひ見比べてみてください。

見どころ・信濃川

日本一の大河・信濃川が流れる新潟市。日本海に注ぐ河口には新潟港があり、幕末に開港した五港(横浜、神戸、函館、長崎、新潟)の中で、日本海側の唯一の港でした。江戸時代には日本海側を北海道から大阪まで往復していた西廻り航路の船「北前船」が立ち寄る寄港地として栄え、今も当時の名残を街中に見ることができます。

信濃川で隔たった北側のエリアは新潟島と呼ばれ、「水の都」発展した明治・大正時代の文化や建物が数多く保存されています。信濃川にかかる「萬代橋」、国指定重要文化財「新潟県政記念館」、国指定名勝の「白山公園」、源泉回遊式庭園と近代和風建築が美しい豪商の別邸などが点在し、歴史に思いをはせながら街歩きをするのにぴったりのスポットです。

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