ジャパンオープン開幕!初日は平河が表彰台へ/ジャパンオープン1日目

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東京オリンピック選考を兼ねた日本選手権から約2か月。千葉県国際総合水泳場で2021年度ジャパンオープンが開催された。初日は5選手が決勝に進出。男子200メートル平泳ぎでは平河楓(スポ3=福岡・筑陽学園)が2位を獲得し、今大会初出場となった峯野友輔(スポ3=大阪・関大北陽)が50メートルバタフライで決勝に進出し自己新を記録するなど、初日から早大勢の活躍が光った。

☆400メートル自由形には佐藤が登場

日本選手権では同種目で3位を獲得した佐藤

初日最初の決勝戦、女子400メートル自由形に登場したのは佐藤千夏(スポ4=埼玉・埼玉栄)だ。日本選手権の同種目では自己新で3位を獲得した佐藤。しかし、この日は苦しい展開となった。レースは多くの選手が横一線で落ち着いた入りを見せるなか、中学生スイマー竹澤瑠珂(東京SC)が積極的な泳ぎを見せ、引っ張る展開に。そして後半からは日本代表に内定している難波実夢、小堀倭加、増田葵の3選手に加え、望月絹子(神大)が上位争いを繰り広げた。一方の佐藤は前半折り返しまでなんとか上位に食いつくも、徐々に差を広げられる。だが、終盤にはペースを落とした竹澤を捉えると、ラスト50メートル順位を一つ上げ、5位でのフィニッシュとなった。

☆峯野が今大会初出場決勝進出、自己新の活躍!

男子50メートルバタフライに登場したのは今大会初出場の峯野。「とりあえずベストタイムを残したい」と臨んだこの試合で、納得のいく結果を残して見せた。まず、自己ベストを0.5秒も更新する泳ぎで予選を8位で通過。迎えた決勝には東京五輪代表に内定している水沼尚輝や日本記録保持者である川本武史など、強選手に肩を並べた。レースは浮き上がりから、横一線の激しい攻防に。峯野はレース後「最初から最後まで納得のいく泳ぎができた」と振り返るように、その争いから離されることなく、粘り強い泳ぎを見せてゴール。結果は6位と、予選で更新した自己新を再び0.2秒縮めた。

☆400メートル個人メドレー決勝には田丸が進出!

400メートル個人メドレー予選で力泳する田丸

男子400メートル個人メドレーには田丸敬也(スポ2=大阪・太成学院)が出場。予選では4分20秒台のタイムを出し全体7位と、今大会目標としていた決勝に進出した。そして午後に行われた決勝。レースは日本代表の瀬戸大也や本多灯が日本選手権を上回る勢いで入る、ハイペースな展開に。一方の田丸は、「前半抑えすぎて後半に引きずった」という泳ぎを修正し、予選から2秒縮めて前半を折り返し。しかし、後半は徐々にペースを落とし、最終的には予選を下回る記録でゴールとなった。レース後には「後半の体力面が課題」と振り返った田丸。残す200メートル個人メドレーで自己新を上回る泳ぎに期待したい。

☆100メートル平泳ぎでは平河が2位で表彰台へ

女子100メートル平泳ぎには浅羽栞(スポ3=東京・八王子学園八王子)が進出した。予選は1分8秒台で5位と、自己新に近い記録を打ち出した。そして迎えた決勝では「100メートルの難しさ」を痛感するレースとなる。「力んでしまった」という浮き上がりで遅れをとると、その後もなかなかペースをつかむことができない。最後には加藤心冨(スウィン鴻巣)に競り勝ち7位でゴールするも、予選からタイムを落とす結果となった。残すは最終日の200メートル平泳ぎ。得意種目でどのように修正を見せるか注目だ。

この日は100メートル平泳ぎに出場した平河

男子100メートル平泳ぎには日本選手権で度々自己新をマークした平河楓(スポ3=福岡・筑陽学園)が登場した。「レースを楽しむこと」を意識して臨んだという今大会だが、予選は見事1位で通過。 迎えた決勝では前半からトップ争いを繰り広げる積極的な泳ぎを見せる。後半からは力をためていた佐藤翔馬に抜かれたが、平河も最後まで力強い泳ぎを見せてペースを落とさず。タイムこそ予選から少し落としたものの、結果は2位と、しっかり実力を示した。

早大勢最初の表彰台となった平河

(記事 小山亜美、写真 日本水泳連盟提供)

結果

◇決勝

女子400メートル自由形

佐藤千夏 4分12秒90【5位】

男子50メートルバタフライ

峯野友輔 23秒86【6位】自己新

男子400メートル個人メドレー

田丸敬也 4分22秒26【8位】

女子100メートル平泳ぎ

浅羽 栞 1分09秒22【7位】

男子100メートル平泳ぎ

平河 楓 1分00秒50【2位】

◇B決勝

女子50メートルバタフライ

牧野紘子 27秒03【2位】自己新

男子400メートル個人メドレー

長牛太佑 4分24秒44【6位】

男子100メートル平泳ぎ

大﨑威久馬 1分01秒46【2位】

◇予選

女子400メートル自由形

佐藤千夏 4分14秒40【5位】

小原天寧 4分21秒83【29位】

女子50メートルバタフライ

牧野紘子 27秒12【9位】

男子50メートルバタフライ

峯野友輔 24秒05【8位】

男子400メートル個人メドレー

田丸敬也 4分20秒47【7位】

長牛太佑 4分23秒61【16位】

髙野大祐 4分31秒21【33位】

男子100メートル自由形

須田悠介 50秒40【18位】自己新

田中大寛 50秒50【20位】

今野太介 50秒59【23位】

伊東隼汰 50秒91【30位】

菅野 遼 51秒54【43位】

女子100メートル平泳ぎ

浅羽 栞 1分08秒67【5位】

斎藤千紘 1分10秒76【19位】

男子100メートル平泳ぎ

平河 楓 1分00秒23【1位】

大﨑威久馬 1分01秒54【15位】

白石崇大 1分02秒23【33位】

男子1500メートル自由形

古畑海生 15分27秒69【5位】

武井凜太郎 15分40秒59【13位】

コメント

平河楓(スポ3=福岡・筑陽学園)

――ジャパンオープンはどのような目標をもって臨まれましたか

4月の日本選手権と比べ、仕上がり度が低かったので、レースを楽しむこと、レース感を養うことを目標に挑みました

――予選は1位通過となりました。予選の泳ぎを振り返っていかがですか

少し力んだ感じがあって、後半が伸び悩みました。

――予選はベストに近いタイムを出しました。タイムは振り返っていかがですか

悪くはなかったと思います。ですが、後半が32秒台になってしまったので、31秒台にまとめたかったです。

――決勝ではどのようなレースプランで臨まれましたか

力まない。ただそれだけを意識しました。

――決勝では2位となりました。泳ぎを振り返っていかがですか

記録としては良くありませんが、落ち着いてレースができたのでよかったです。タイムが落ちたのは残念ですが、記録はそこまで重要視してなかったので、気にしていません。

――日本選手権で反省として挙げられていたスタート動作やターン後の浮き上がりはいかがでしたか

浮き上がり1かき目に抵抗がかなりあったので、まだ改善すべき点であると思います

――日本選手権から約2か月でどのようなことに力を入れて練習をしてこられましたか

日本選手権がおわって、オフをとっていて練習はあまり追い込んでいなかったので、これからまた頑張ります

――明日の50メートル平泳ぎに向けて目標と意気込みをお願いします

久しぶりの50メートルなので、力まず楽しみます。

峯野友輔(スポ3=大阪・関大北陽)

――ジャパンオープンはどのような目標をもって臨まれましたか

初出場だったのでとりあえずベストを出したいという目標を持っていました。

――今回のレースプランを教えてください

力まず自分の泳ぎをしっかりとすることを心がけていました。

――予選の泳ぎを振り返っていかがですか

0.5秒もベストを更新することができ驚きと嬉しさがありましたが、前半部分は自分の泳ぎをあまりできることができなかったので、決勝でもタイムは上げることが出来るだろうと思いました。

――予選から決勝に向けて反省点はありましたか

飛び込みから前半25メートルまでのタイムを上げたいなと考えていました。

――決勝の泳ぎを振り返っていかがですか

自分の泳ぎが最初から最後までできて納得のいくレースでした。

――決勝では予選から0.2秒縮め、ベストタイムでのゴールとなりました。タイムを受けていかがですか

驚きが大きいですが、素直に嬉しいです。

――これまでどのような練習に特に力を入れていましたか

感覚を大事に練習していました。

――今回のレースで良かった点や反省点を教えてください

自分の泳ぎができてよかったです。

浅羽栞(スポ3=東京・八王子学園八王子)

――ジャパンオープンはどのような目標を持って臨まれましたか

現状がどのような感じかを把握することが目標でした。

――予選の泳ぎを振り返っていかがですか

予選は、自分が思ったより良い泳ぎができ、手応えを感じました

――予選はベストタイムに近い泳ぎとなりました。タイムを振り返っていかがですか

落ち着いて泳げた中でのタイムだったので、200メートルにつながるタイムでこられたなと言う感じでした。

――予選から決勝に向けて修正した点はありますか

もう少しプルで水を捉えられるようにしていきます推進力を高めようと修正しました。

――決勝ではどのようなレースプランで臨まれましたか

ベストを更新すること。後半を35秒台でくることを目標としていました。

――決勝では予選からタイムを落としてのゴールとなりました。振り返っていかがですか

決勝では、初めから力んでしまい後半バテてしまうという展開でした。100メートルの難しさを感じました。

――決勝の泳ぎを振り返って、反省点や良かった点を教えてください

落ち着いて前半をいけることが課題ということをはっきりとわかった点は良かったです。

――日本選手権から約2か月、どのようなことを意識して練習をされていましたか

プルでの推進力と抵抗を減らすことを意識していました。

――200メートル平泳ぎに向けて目標と意気込みをお願いします

200メートル(平泳ぎ)では自己ベストに近いタイムで泳ぐことと、前半の100メートルから(1分)9秒台で入れるために頑張ります。

田丸敬也(スポ2=大阪・太成学院)

――ジャパンオープンはどのような目標をもって臨まれましたか

決勝進出と前半200メートルの入りの強化です。

――予選の泳ぎを振り返っていかがですか

予選は前半を抑えすぎてそのまま後半引きずってしまいました。

――決勝はどのようなレースプランで臨まれましたか

後半の事を意識せず前半から積極的なレース展開を意識しました。

――予選から修正した点はどこでしょうか

前半のタイムを修正しました。

――タイムは4分22秒代となりました。決勝のタイムを振り返っていかがですか

前半は2分5秒1と積極的な入りができた分、後半の体力面が課題となってしまったので今後はそこの強化に努めていきたいです。

――泳ぎを振り返って、反省点や良かった点を教えてください

周りと比べてバタフライのスピードが劣っていると感じるのでそこの修正をしたいです。

――日本選手権から約2か月でどのようなことを意識されていましたか

日本選手権で前半の遅さを実感したので前半をいかにあげられるかを意識していました。

――200メートル個人メドレーに向けて目標と意気込みをお願いします

自己ベストである2分1秒台と、B決勝進出を目標にしたいです。