台湾産パイナップルに支援の輪 松山市職員有志が9トン購入

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松山市役所前に到着した台湾産パイナップルをトラックの荷台から下ろす市観光・国際交流課職員ら=3日午後5時15分ごろ

 大きな販路を失った台湾産パイナップルを応援しようと、愛媛県松山市職員有志が職員に共同購入を呼び掛けたところ約9トン分の注文があり、3日に現物が到着した。台湾から同市の学校給食へのパイナップル無償提供の話が進んでおり、お礼の意味もあるという。同市は2014年に台北市と友好交流協定を結ぶなど、台湾と関係を深めている。

 19年7月に松山―台北の定期航空便が就航し、同年の松山市観光客推定では国・地域別の外国人宿泊客数は台湾が6万3200人と最も多かった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大で航空便は欠航が続いており、台湾の東京パラ柔道代表選手の松山での事前合宿は中止が決まった。

 同課の窪田勝彦国際交流担当課長は「行き来は難しくなっているが、新型コロナ収束後を見据え、さまざまな形で交流を深めたい」と話した。

松山市職員有志が共同購入した台湾産パイナップル=3日夕、市役所