【メモリアルT】松山 波に乗れず1オーバーの暫定61位発進

9番ホールでショットを放つ松山(ロイター=USA TODAY)

【オハイオ州ダブリン3日(日本時間4日)発】米男子ツアー「メモリアル・トーナメント」(ミュアフィールドビレッジGC=パー72)初日、松山英樹(29=LEXUS)は5バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの73で回り、1オーバーの暫定61位で終了した。

2014年に米ツアー初優勝を成し遂げた思い出の大会。それから7年、今回は「マスターズ」覇者としての凱旋で注目を集めたが、思い通りのプレーはできなかった。

インスタートの11番パー5でボギーが先行。13番パー4はティーショットは左のラフに入れたが、2打目をピン横4メートルにつけてバーディーを奪うと、15番パー5も2オンに成功してスコアを伸ばした。

だが後半のアウトに入ると1番から5番までバーディーとボギーを繰り返し、波に乗れず。7番に入ってから天候が崩れ、2打目を打ったところで競技が中断した。約2時間後に再開したものの、8番パー3ではグリーンに乗らずボギーとすると、9番パー4では2打目を池に入れてダブルボギー。何とか踏ん張っていただけに、勝負どころでの中断が痛かった。

4月の「東建ホームメイトカップ」でプロ転向後初優勝を飾り、主催者推薦で出場した金谷拓実(23=東北福祉大)はスタート直後に中断。そのままサスペンデッドとなった。ホールアウトした中ではコリン・モリカワ(24=米国)が6アンダーで首位に立った。

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