【サイバーフェス】青木&珠理奈が見どころを解説 竹下が悩める清宮の道開く

青木(左)から新団体「MGF」入りを誘われた珠理奈は「×」サイン

ノア、DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2021」(6日、さいたまスーパーアリーナ)を控え、元SKE48のタレント、松井珠理奈(24)と“バカサバイバー”青木真也(38)が見どころを語った。2人は「ABEMA」での事前番組や「レッスルユニバース」での生中継で解説を務める。だが案の定、最後はバカサバイバーのせいで脱線して…。

青木 今日は最初に言わせてもらいたいことがあるんじゃ!

――なんですか

青木 今回、どうしても見てもらいたい人がいる。オイ、大坂なおみさん! プロレスを見れば、悩みなんて吹っ飛ぶぞ。ぜひサイバーフェスを見て元気になってくれ!

――もういいですか

青木 うん。

――注目カードは

青木 やっぱり、清宮海斗、稲村愛輝組(ノア)VS竹下幸之介、上野勇希組(DDT)だろ。

珠理奈 私もその対抗戦が気になります。

――特にどのマッチアップが…

珠理奈 竹下選手と清宮選手ですね。互いに年が近いっていうのもあるし、互いの団体の未来を背負っていると思うので。

――どっちが勝つか

珠理奈 今、清宮選手は迷っている時期で、SNSに「プロレスが何なのか分からなくなった」と投稿していたし、精神状態的に竹下選手のほうが有利かなと思います。

青木 清宮が悩んでることって、多分一人では解決できない問題なんですよ。それを解決するのが竹下なんだと思う。なんでかっていうと、清宮は自分で模索して前に進むタイプではないけど、竹下はずっと一人で苦悩してやってきた選手だから。自分で決めて米AEWに出たのもそうだし。その2人が交わることによって両者上に行ける感はあります。まさにライバルだ。

珠理奈 ライバルって、意外と周りにつくられることもありませんか?

青木 ああ…、「武尊VS那須川」的な。

珠理奈 私も周りから「名字が一緒だから」とか言われて。

――そんな、周りがつくったライバルの存在を意識して成長につながったことは

珠理奈 ありますね。相手の良さを見つけて「じゃあ自分の良さは何だろう」「相手になくて自分にあるものは何だろう」って考えたりとか。

青木 この試合がきっかけの2人のライバル関係にも期待というか。

――ユニット「エムズアライアンス」所属でもある珠理奈さん的には、その同門対決でもあるGHCヘビー級王座戦の王者・武藤敬司VS丸藤正道も気になる

珠理奈 どっちを応援していいのか…。でも、今の武藤さんを倒すことができるのは丸さんしかいない気もするんですよね。(サイバーファイトの)副社長でもあるし、裏でも表でもノアを引っ張っていくみたいな感じになっても面白いんじゃないかと思います。

青木 この大会って、普通にやると伝統芸能的に武藤さんが全部持っていっちゃうんですよ。だから他の選手には武藤さんに持っていかせないようにしてほしい。それはさておき、俺には解説以外にも一つ目的があるんっすよ。

――なんですか

青木 新団体だ。今初めて言うけど、サイバーファイト第5の団体を設立しようと思っていて。その旗揚げメンバーを解説しながら見定めたい。なんか最近、女子プロレス界が膠着気味じゃないか。だから刺激を与えようと。そろそろ俺も一国一城の主にもなりたいんだ。そこで投げや寝技の指導をしたい。名前は松井・ゲノム・フェデレーション「MGF」だ。

珠理奈 え、私?

青木 松井さんを練習生兼首脳として迎え入れます。

珠理奈 嫌です。私、エムズアライアンスなんで。

青木 うちは掛け持ちオッケーですよ。

珠理奈 昔、AKBとSKEとか大変だったんで、兼任はもうちょっと…。

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