U―24代表MF久保のRマドリード復帰は見送りへ アンチェロッティ体制で“構想外”

久保建英

スペイン1部レアル・マドリードはカルロ・アンチェロッティ監督(61)の就任が決まり、来季に向けて新チーム編成に取り組んでいるが、U―24日本代表MF久保建英(20)の復帰はないとスペイン紙「マルカ」が報じている。

同紙によると、Rマドリードはフランス1部パリサジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペ(22)を別にして攻撃陣に大きな手を加える予定はないという。アンチェロッティ監督はFWガレス・ベイル(31)の復帰を希望し、実質的な構想外だったMFイスコ(29)にもチャンスを与えるとともに、ベルギー代表FWエデン・アザール(30)にも期待を寄せている。

さらにイングランド・プレミアリーグのアーセナルに貸し出していた〝神童〟ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(22)の復帰やMFマルコ・アセンシオ(25)、FWロドリゴ(20)、FWビニシウス(20)を重用していく考えとあって「Rマドリードは久保のレンタルを検討している」という。

すでに来季に向けて久保獲得を臨む国内外のクラブから打診が届いていると伝えられている。Rマドリードはシーズンを通じてプレーすることを望んでおり、スペイン国内を優先する方針だが、来季はどこでプレーすることになるだろうか。

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