レッズ新人右腕がメジャー初勝利 秋山翔吾は代打で凡退

【レッズ4-2カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

レッズは新人右腕ブラディミール・グティエレスが5回3安打2失点の好投を披露。前回のメジャーデビュー戦は5回2安打1失点と好投しながらも打線の援護がなく、敗戦投手となったが、記念すべきメジャー初勝利をマークした。レッズの秋山翔吾は6回表二死走者なしの場面でグティエレスの代打として登場。カージナルス先発のアダム・ウェインライトと対戦し、カウント0-1からの2球目を打ってレフトライナーに倒れた(打率.189)。

レッズは1回表一死から連打で1・3塁のチャンスを作り、2者連続死球で押し出しとなって1点を先制。直後の1回裏にグティエレスがタイラー・オニールとヤディアー・モリーナにタイムリーを浴びて逆転を許したものの、2回表にジェシー・ウィンカーが14号逆転2ランを放ち、再びリードを奪った。その後、ウェインライトから追加点を奪うことはできなかったが、8回表にタッカー・バーンハートが2番手のダニエル・ポンセデレオンからタイムリー二塁打を放って4点目。9回裏に3番手のルーカス・シムズがピンチを招いたが、4対2で逃げ切った。

カージナルスはこの日(現地時間6月3日)がモリーナのメジャーデビュー17周年という記念すべき日だったが、本拠地での一戦を勝利で飾ることはできず。1回裏に2点を奪ったあと、7回裏二死からトミー・エドマンがヒットを打つまで無安打に封じられ、9回裏無死1・2塁のチャンスもホゼ・ロンドンがバント失敗の併殺打に倒れて得点につなげることができなかった。ウェインライトは7回8安打3失点の粘投を見せたが、今季5敗目(3勝)を喫した。

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