内村航平 東京五輪へ最終決戦も気負いなし「びっくりするぐらい何も考えず」

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 会見する内村航平(写真:アフロスポーツ) 

 「体操・全日本種目別選手権」(5日開幕、高崎アリーナ)

 東京五輪代表最終選考会を前に、有力選手が最終調整を行った。鉄棒に絞り、4大会連続五輪出場を狙う内村航平(32)=ジョイカル=は、「ピークを合わせることに重きを置いてやってきた。自分の演技をすることしか考えていない」と、最終決戦を見据えた。

 現在、個人枠での代表争いは、跳馬の米倉英信(徳洲会)と一騎打ちの様相。日本協会が定めたポイント争いで110ポイントで並んでいる。5日の予選、6日の決勝とミスは許されない戦いとなる。ただ、百戦錬磨の32歳の心に乱れはない。「びっくりするぐらい何も考えなかった。五輪がどうとか、代表になるとか。1人の体操選手として、演技をすることが仕事というのが出てきたのかな」と淡々と語り、「入っている技に関しては考えなくても成功するレベルまで研ぎ澄まされている」と、自信をみなぎらせた。