結婚式のお呼ばれマナーまとめ!当日の振る舞いや今どきのご祝儀袋もご紹介

招待状の返信はなるべく早めに!

結婚式の招待状が届いたら、なるべく早く返信はがきを送付しましょう。ハガキを受け取ってから2~3日、遅くても招待状に書かれている返信期限内に返信したいものです。新郎新婦は出席者の人数を早めに知ることができると結婚式の準備が円滑に進みます。

ハガキに書かれている「御出席」「御欠席」「御芳名」「御住所」などの「御」や「御芳」は二重線で消しておきます。

出席する場合は「出席」に丸を付けてその下に「させていただきます」と添えれば丁寧です。親しい友人の場合は、「おめでとう!」などのメッセージをひとこと添えるとステキですね。欠席の場合は「欠席」に丸を付けて「いたします」と添えましょう。

なんらかの郵便事情で返信はがきの到着が遅れることもありますので、招待状が届いたら、まずはすぐに返信することを心がけましょう。

結婚式のお呼ばれ服装のマナー

結婚式に出席するときは、お祝いの場にふさわしい服装を意識しましょう。

洋装ならフォーマルなワンピースやドレスが基本です。和装の場合は未婚女性なら振り袖、既婚女性は訪問着や付下げ、色無地を着用するのが一般的です。

結婚式の主役はあくまでも新郎新婦です。あまりに華やかな服装では目立ちすぎるため控えておいた方が安心です。また、ウエディングドレスとかぶってしまう白い服装や肌の露出が多い服装は控えましょう。反対にフォーマルだからといって全身黒尽くめではお葬式をイメージさせてしまいます。アクセサリーや小物で華やかさを演出するか、派手になりすぎず、露出の少ないワンピースを着用しましょう。

さらに足元や小物にも気を配りたいもの。殺生の意味合いが強く不吉なイメージのある爬虫類系の小物やファー、カジュアルアイテムであるつま先の出たサンダルやミュールはNGです。

結婚式当日の振る舞いやマナー

【到着時間】会場到着は結婚式開始の20~30分前までに

結婚式会場へは20~30分前には余裕を持って着くようにしましょう。会場に着くと新郎新婦のご家族や友人にあいさつしたり、お化粧を直したりするなど、結婚式が始まるまでの間にすることはたくさんあります。

また、受付を済ませたり、大きな荷物や上着などをクロークに預けたりする時間も必要ですので、思っている以上に時間が早く進んでしまいます。

結婚式場へは余裕を持って20~30分前に到着するように心がけましょう。

【持ち物】結婚式当日の持ち物

結婚式場に持ち込めるものはパーティーバッグのみです。それ以外の大きな荷物や着てきた上着などはクロークへ預けておきましょう。

また、小さなパーティーバッグに入りきらないものがあるからといって、サブバッグ代わりに紙袋を使うのはマナー違反。結婚式の場にふさわしい、華やかなサブバッグを用意しておきましょう。このサブバッグは結婚式場に持ち込むのではなく、クロークに預けるのがマナーです。結婚式場に持ち込むものを入れるパーティーバッグも、持ち物の大きさや量に合わせて選んでおくと安心です。

【遅刻・欠席】万一遅れる場合や突然の欠席はどうする!?

お祝いの席に遅刻は厳禁……とはいうものの、公共交通機関の遅れなどで遅刻することもあるでしょう。万一、遅れる場合は、急いで結婚式場に連絡を入れましょう。一緒に出席する友人がいるなら、会場に連絡をしたあと、友人に連絡をしておくと友人も心配せずにすむでしょう。

結婚式当日の新郎新婦はリハーサルや打ち合わせなどで忙しくしているため、間違っても新郎新婦に連絡することのないようにしてくださいね。遅刻して結婚式場に着いたら係員の指示に従って入場してください。

また、結婚式当日、急なアクシデントで突然欠席することになった場合は、後日改めて新郎新婦にお詫びをし、事情を話しておきましょう。ご祝儀は直接会って渡すか、遠方の場合は現金書留で送りましょう。

【受付方法】受付でのご祝儀の渡し方

ご祝儀は「袱紗(ふくさ)」に包んで持って行くのがマナーです。赤やピンクといった明るい色の袱紗がありますが、紫色の袱紗は慶弔どちらにも使えますので、ひとつ持っておくと重宝します。

袱紗には祝儀袋の汚れを防ぐ意味がありますが、何より祭事を大事に思う日本特有の礼儀を重んじる姿勢が袱紗に込められています。袱紗を用意できなければ、ハンカチで代用してもOK。間違ってもバッグから直接祝儀袋を出すようなことは避けましょう。

【披露宴】食事を楽しもう

披露宴では出された食事を楽しみながら食べましょう。新郎新婦はゲストが披露宴を楽しんでいるかをとても気にしています。出席者との会話を楽しみ、食事をおいしそうに食べているゲストの姿を見ると不安が払拭されます。

ただし、大声を出してはしゃいだり、スタッフを何度も呼んで飲み物を催促したりするのは論外。マナーを守りつつ、食事を楽しみましょう。

今どきのご祝儀袋は大人女子も認めるかわいさ

新郎新婦へのお祝いの気持ちを伝えるアイテムであるご祝儀袋。「寿」の文字に金銀の水引といった昔ながらのご祝儀袋以外にも、最近では大人女子も驚くかわいいご祝儀袋が販売されていますので、いくつかご紹介していきましょう。

かわいいポンポンが目を引くご祝儀袋

@kokomimi106

思わず「かわいい!」と声が出そうな、パステルカラーのポンポンが目を引くご祝儀袋です。受付でも話題になりそうですね。

ご祝儀袋としての役目を果たした後は、写真や手紙を入れるフォルダーとしてもつかえるようになっているとのこと。エコにも配慮したナイスアイデアです。

和柄がかわいいご祝儀袋

@appo_rosso_wrapping

落ち着いた色合いの水引に、シックな柄の祝儀袋がマッチしてとてもかわいいですね! 和装が大好きなお友達の結婚式にピッタリではないでしょうか。

使用後はランチョンマットとして使えるご祝儀袋

@sri__anna

ご祝儀袋としての役目が終わった後は、ランチョンマットとして利用可能です。

エコであり、新郎新婦さんの新生活にも使えるので、結婚式の思い出として一役買ってくれそうですね。

シックなご祝儀袋

@mimeyoi_shugibukuro

水引が椿の形になっている華やかなご祝儀袋。台紙はとてもシックな色合いなので、大人女子にも受け入れられやすいですよね。

結婚式以外のお祝いのシチュエーションにも使用可能な応用範囲の広いご祝儀袋です。

通帳ケースにもなるご祝儀袋

@yuming.kiwami

新郎新婦にお祝いの気持ちをお渡ししたあと、通帳ケースやお薬手帳入れとして利用できるご祝儀袋です。

新生活に再利用してもらえるのはうれしいですね。

まとめ

結婚式のお呼ばれマナーについてまとめてお伝えしてきました。結婚式は新郎新婦にとって晴れの舞台です。お祝いの気持ちを伝えつつマナーを守って出席しましょう。

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