【東京五輪】橋本聖子会長 尾身発言に言及「どのように乗り越えていくかも重要な役割」

橋本聖子会長(ロイター)

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が4日、都内で定例会見を行い、改めて開催に意欲を示した。

東京五輪の開幕まで残り50日を切ったが、新型コロナウイルスが終息するメドは立っておらず、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(71)は2日の国会で、今夏の開催について「今の状況でやるというのは普通はない」との見解を示し、大きな波紋を呼んだ。

そんな中、橋本会長は「尾身会長の発言は非常に重要であり、そして組織委としても受け止めなければならない。より簡素化、そして最適化に向けて一層の努力をしていかないと、みなさんにご理解をいただけないと思っている」とコメントした上で「どのように乗り越えていくかも、東京五輪を開催することでレガシーとして残していくことも重要な役割だと思う」と理解を求めた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社