コーヒー豆の保存容器にはどんな種類がある?おすすめキャニスターも紹介

気温も湿度も高くなるこの季節、コーヒー豆を適切に保存しないと劣化が早まってしまう原因になります。では、コーヒー豆に適した保存容器には、どのようなものがあるのでしょうか。保存容器の種類やおすすめのアイテムを参考に、ぜひあなたのお気に入りの保存容器を見つけてみてくださいね。

コーヒー豆を保存するときのポイント

コーヒー豆の保存容器を選ぶ際には、コーヒー豆を天敵から守ることを前提に選びましょう。コーヒー豆の天敵は、酸素・光・高温・湿気です。例えば、直射日光が当たる場所や湿気の多い場所などにコーヒー豆を置いておくと、コーヒー豆の風味はどんどん落ちていってしまいます。
一度焙煎を行うと、その後の劣化は止められないので、コーヒー豆を保存する際は劣化のスピードを緩やかに保つことがポイントと言えるでしょう。

コーヒー豆の保存に使われる容器や袋は?

コーヒー豆の劣化を早めてしまうのは、酸素・光・高温・湿気が関係していましたね。では、どのような保存容器が適しているのでしょうか。
ここでは、コーヒー豆の保存に使われる容器の種類や特徴を紹介します。

(1)ホーロー容器

ホーローとは、金属にガラスをコーティングした素材です。湿気や汚れに強く、遮光性に優れているのが特徴です。フタにパッキンが付いているものは、より密封性を高めてくれます。しかし、ホーロー容器に強い衝撃を与えると割れやすいので、取り扱いには注意が必要です。

(2)ステンレス製容器

シンプルなデザインが多いステンレス製容器は、丈夫で遮光性があるのが特徴です。色移りやニオイ移りに強いので、清潔に使い続けられます。しかし、容器によっては金属臭がコーヒーに移る可能性があります。もし気になる場合は、購入時の袋のまま容器に入れる方法がおすすめです。

(3)ガラス製容器

ガラス製容器はコーヒー豆の残量が一目で確認できたり、インテリアにもなったりと、人気の高い容器です。しかし遮光性はないため、直射日光を避けた場所に保管しましょう。なお、ガラスは割れやすくケガの原因にもなるので、小さなお子さまやペットが誤って落としてしまわないよう、置き場所に気を付けたいですね。

(4)プラスチック製容器

軽くて割れにくいプラスチック製容器は、気軽に使える保存容器です。持ち運びにも便利なので、アウトドア使いにも向いています。プラスチック製容器は安価で種類が多いですが、こちらも日光によるコーヒー豆のダメージには注意が必要です。

(5)クラフト袋

クラフト袋には、ワイヤーで袋の口を閉じることができるものや、内側にアルミが加工されたものなどがあります。加工のないクラフト袋は酸素や湿気を通してしまうので、チャック付きで内側にアルミ加工されたものがおすすめです。

【人気キャニスター7選】コーヒー豆のおすすめ保存容器

コーヒー豆の保存に使われる容器には様々な種類がありましたね。では、実際にコーヒー豆のおすすめ保存容器をブランド別にご紹介します。
なお、保存容器の容量ですが、常温で保存する場合は1~2週間で飲み切れる分量が入るように考慮しましょう。1~2週間というのは、コーヒーを美味しく飲める期間の目安です。例えば、1日にマグカップ1杯で約20gのコーヒー豆を毎日使用するとすれば、1~2週間で140g~280gのコーヒー豆を使用することになります。

保存容器が「ml」表示の場合、コーヒー豆100gあたり300mlほどの容量が目安です。しかし、コーヒー豆は焙煎が進むにつれて水分が抜けるので、深煎りになるほど容量が必要になります。そのため、目安より若干大きめの容器を選ぶことをおすすめします。
お好みに合う保存容器があるかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。

(1)ダイソー

@i.s_gram

「ダイソー」では、陶磁器やガラスなど数種類のキャニスターが販売されています。ガラス製キャニスターは、ステンレスや竹など様々な種類の蓋から選べるのも嬉しいポイントです。

(2)スリーコインズ

@yll____s

「スリーコインズ」から販売されているのは、「KITINTO」シリーズのガラスキャニスター。パッキン付きの蓋が密封性を高めてくれます。2つ入りなので、コーヒー豆の種類を分けたり、茶葉を入れたりと役立ちそうですね。

(3)ニトリ

@minako_1027

続いてご紹介するのは、「ニトリ」のガラスキャニスターです。容量は350mlと600mlから選べるので、飲む量に合わせて選べます。外側と蓋はスチール製、内側はガラス製となっており、中身の確認がしやすいところも便利です。

(4)カルディコーヒーファーム

@storm_ham_cheese_fromm

マットな質感がかわいい「カルディ」の「オリジナルキャニスター」。スチール素材でブラックやレッドから選べます。シンプルなデザインかつ、シリコンパッキン付きの蓋で実用性も兼ね備えています。カルディで販売されている200gの挽き豆がちょうど入るサイズです。

(5)HARIO

@mt__24t

「HARIO」の「珈琲キャニスター」は、耐熱ガラス製の保存容器です。容量は挽き豆200g分と300g分の2種類から選べます。蓋につまみが付属しており、容器の密封性を高めてくれます。食洗器や熱湯に対応しているので、手入れしやすい点も便利ですね。

(6)KINTO

@chii_22k

「KINTO」の「BOTTLITキャニスター」は、丸みのある耐熱ガラスとコルクの組み合わせが目を引くデザインです。スプーン不要でコーヒー豆を取り出しやすい形状や、150ml、300ml、600mlから選べる豊富なラインナップも魅力的です。

(7)GLOCAL STANDARD PRODUCTS

@kukka___koti

最後にご紹介するのは、「GLOCAL STANDARD PRODUCTS」の「TSUBAME Canister Hook」。コーヒー豆を約200g保存できる、ステンレス製キャニスター。ツヤ消しされたステンレスやチーク材の蓋など、深みのあるデザインが特徴です。蓋に樹脂パッキンが付属している他、本体に別売りのメジャースプーンを収納できるフックが付いているなど、実用的な面もあります。

まとめ

コーヒー豆の保存容器の種類やおすすめアイテムをご紹介しました。コーヒー豆が苦手とする環境を避けながら、インテリアとしても楽しめる保存容器。ぜひお気に入りのアイテムを見つけて、美味しいコーヒーをお楽しみください。

© 株式会社大新社