『えんとつ町のプペル』社会貢献で絵本寄贈 小学校など9校に 妙高市出身・築田祥吾さん

 お笑いコンビ・キングコングのツッコミで、絵本作家の西野亮廣さんの絵本『えんとつ町のプペル』が5月26日、妙高市の小学校と総合支援学校小学部の9校に贈られた。

 本を贈ったのは同市出身の会社員・築田祥吾さん(28)。西野さんの運営するオンラインサロンの会員で、同サロンが推奨している社会貢献活動として、地元の子どもたちに思いを寄せた。同作品は映画化もされ、人気を集めている。

 同日は築田さんら有志で5月29、30日に上越市で行った「プペルトラックの光る絵本展」の告知を兼ねて各校を訪問。築田さんの母校の妙高高原南小では三田村尚子教頭に絵本とイベントのチラシを手渡した。

母校・妙高高原南小で三田村教頭に絵本を手渡す築田さん(左)

 三田村教頭は「地元出身の先輩から子どもたちのことを思ってもらい、ありがたい。大事に読ませてもらう」と感謝した。

 築田さんは「主人公の挑戦を応援する内容なので、絵本からいろいろなことを感じてほしい」と話していた。

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