生後5カ月の長女を殺害した疑い 横浜地検、19歳母親を家裁送致

横浜地検

 今年4月、開成町の自宅で生後5カ月の長女を殺害したなどとして、横浜地検は4日、殺人と死体遺棄の疑いで、無職の母親(19)を横浜家裁に送致した。

 地検は処遇に関する家裁への意見内容を明らかにしていない。

 家裁は同日、2週間の観護措置を決めた。

 母親は、同町の自宅で長女を殺害したとして、5月14日に殺人の疑いで県警に逮捕された。

 長女の遺体は4月25日、知人で秦野市内に住む会社員の男(26)=死体遺棄罪で起訴=の自宅でプラスチックケースに入れられた状態で見つかった。

 県警によると、逮捕後に母親は「(長女の)鼻や口をふさいで殺害した」、男は「全て黙秘します」と供述していた。

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