「電動キックボード、一度乗ってみて」 立民・後藤氏に小此木・国家公安委員長「検討します」

後藤祐一氏

 「大臣も一度乗ってみてください。これ、楽しいです」─。

 4日の衆院内閣委員会で質問に立った立憲民主党の後藤祐一氏(比例南関東)が、小此木八郎国家公安委員長(3区)に対して、電動キックボードを実体験するよう勧める場面があった。

 後藤氏は、警察庁の有識者検討会が4月、小型で電動走行できる新たなモビリティー(乗り物)の交通ルールの方向性を示した中間報告をまとめたことを受けて質問。

 最高速度や年齢制限といった基準を、普及が進む諸外国と同程度にしてはどうかと提案した。

 北欧スウェーデンを視察で訪れた際に利用したエピソードも紹介し「なんて便利なのか。非常に軽快だった」と後藤氏。

 答弁に立った小此木氏は「自転車に乗る機会が減ってスピードの実感がない」と応じつつも、提案には「検討します」と“安全運転”に徹した。

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