巨人・大江が緊急登板…しかも3連投で好救援 原監督が絶賛「度胸の良さが見事」

これで9試合連続無失点となった巨人・大江

3連投も何のその! 巨人の原辰徳監督(62)が4日の日本ハム戦(東京ドーム)後、6回途中から緊急登板し、好救援を見せた大江竜聖投手(22)を称賛した。

先発メルセデスがアクシデントにより6回二死で降板すると、この日で3連投となる左腕がスクランブル発進。西川を三ゴロに打ち取って危機を乗り切ると、7回も回跨ぎで続投し、好調・近藤を左飛に打ち取ったところで仕事を終えた。

これで9試合連続無失点となった若き〝G投〟に、指揮官も思わず唸った。「やっぱりああいうところで大江がきちっとね、2人抑えてくれたというのは非常に大きいです」。さらには「投手というのは度胸というのがね、大事な要素なんだなと。彼は若いけれども、肝の据わった度胸の良さが見事ですね」と、手放しに誉めた。

ポテンシャルは高く、伸びしろも十分なだけに「技術はまだまだ上がっていくだろうし、まだ途上ではある。戦う心というのはずっと続くと思います。爪の垢を少し煎じながら、という選手もいるかもしれない」と、チームへの波及効果についても言及した。

守護神・デラロサが離脱中で救援陣は厳し戦いが続くが、成長著しい左腕が危機を救うべく奮闘を続ける。

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