全国初、地域ランナー枠 金沢マラソン 組織委、地元密着で盛り上げ

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地域名入りナンバーカードを着けたランナーのイメージ(金沢マラソン組織委提供)

 10月31日に開催される第7回金沢マラソンの組織委員会は4日、地域ランナー枠を新設する方針を固めた。金沢市内にある62地区の町会連合会のエリアごとに、世帯数に応じて1~8人の出場枠を与える。全国の主要大会では初めての試みで、地元密着をアピールして市全体で大会を盛り上げる。

 各町会連合会の出場枠は基本の1人を配分した上で、町会加入世帯が1千世帯を超えるごとに1人を追加する。市内最多の約7240世帯が暮らす大徳地区は8人。町会加入が条件で、出場枠は計180人となる。

 申し込みは7月16~23日にインターネットで受け付ける。出場枠を超えた場合は、組織委が地区ごとに抽選し、同31日に本人に通知する。参加料は通常枠と同じ1万6千円。

 金沢マラソンは大勢の市民による沿道での応援が魅力の一つ。しかし、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、計21カ所の応援スポットと応援ステージに絞り、その他の沿道応援は自粛を要請している。このため、大会に対する市民の注目度が下がることが懸念されるため、地区ごとの出場枠を設けた。

 地域ランナー枠で出場する選手は、地域名入りのナンバーカードを着けて出場する。コース沿いの地区だけでなく、離れた地区でも大会への関心を高める狙いだ。

 組織委は「地域の一体感の醸成を後押しし、大会を盛り上げたい」としている。組織委は県、金沢市、北國新聞社などで構成する。