台風3号が沖縄に接近 梅雨前線が活発化 土砂災害に警戒

 台風3号が沖縄の南や東シナ海を北東へ進み、梅雨前線の活動が活発となる。沖縄地方や奄美地方では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要だ。

 台風3号は5日(土)の午前3時には西表島の南西約200キロにあって、時速約30キロで北東へ進んでいる。台風は5日の朝には先島諸島に接近し、夜には東シナ海で温帯低気圧に変わる見込み。

大雨・雷・突風

 台風の影響で梅雨前線の活動が活発となるため、沖縄地方や奄美地方では、6日(日)にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある。

 大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

強風・高波

 台風の接近に伴って、6日にかけて沖縄地方で強い風が吹き、海はうねりを伴ってしける見込み。強風やうねりを伴った高波にも注意が必要だ。

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