立教大学、コロナ禍の学生2,000名に食の支援 

立教大学は、新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に困窮した学生向けの支援として、卒業生組織である立教大学校友会と連携し、2,000名の学生に対し食品配布を開始した。事前に申し込んだ学生に向け、2021年6月2日以降順次、食品を届ける。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、大学生の経済状況が急変するケースが増えている。立教大学では、従来からある「立教大学緊急給与奨学金」の出願条件緩和や、自宅最寄りのコンビニエンスストアで授業資料などをプリントアウトできるサービスの導入などの支援を行ってきた。

さらに、食の面からのサポートも必要と考え、2020年度食品配布支援を行った立教大学校友会と連携し、食の支援を実施することに。配布する食品は、日比谷松本楼レトルトカレー(2食)、サンヨー食品インスタント麺(2食)、岩手県陸前高田市産お米「たかたのゆめ」(1キロ)。代表取締役社長が立教大学の卒業生など、いずれも大学に縁のある企業・自治体から協力を得た。

陸前高田市と立教大学は、2003年に始まった正課外プログラム「林業体験」をきっかけに交流が始まり、東日本大震災後は同市を重点地域として復興支援活動を実施し、陸前高田プロジェクトや陸前高田グローバルキャンパス開設を通じて今でも深いつながりがある。

参考:【立教大学立教大学と校友会が連携して学生に食品配布 2,000名への経済支援としてお米などを送付

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