【キャンプの車】ハピキャンライターはこんな風に使ってます! 車のこだわりや積載の工夫を紹介

今回ハピキャンでは、ライターとして活躍している皆さんに、キャンプ×車に関するアンケートを実施。キャンプの車の便利なポイントや、積載の工夫などを語っていただきました!

軽自動車やスポーツカーも! ハピキャンライターこだわりのキャンプの車を一挙紹介

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さまざまなキャンプスタイルがある中で、車でキャンプに出掛けているという人は多いのではないでしょうか?

また、これからキャンプに向けて車を購入したいけど、どれを選んだら良いかわからないという人もいるかもしれませんね。

今回は、ハピキャンでライターとして活躍している皆さんの、キャンプの車を写真付きでご紹介。
アンケートでは、普段のキャンプスタイルや、車を選んだポイントなどを教えていただきました。

アンケートの内容はこちら!

  • 車はキャンプ向けに選んだか
  • 主なキャンプスタイル
  • 乗っている車
  • 車を選んだときのポイント
  • 車の便利なポイント&(あれば)不便なポイント
  • 車に荷物を積むときの工夫

ちなみに、「車はキャンプ向けに選んだか?」という質問には、全員が「はい」と答えてくれました。そのため、これから車でのキャンプを楽しみたい人や、すでに楽しんでいる人など、多くの人に参考になるものばかり。

筆者も普段は車中泊キャンプを楽しんでいるので、「こんなキャンプスタイルがあるのか!」と興味を引かれる内容でした!

ここからは、キャンプスタイル別にキャンプの車や車載のコツをご紹介していきます!

キャンプの車ファミリーキャンプ編【1】車中泊もできちゃう余裕の広さ! ダイハツ『アトレー』

まずは、ファミリーキャンプを楽しんでいるライター、MIZUKIさんのキャンプの車をご紹介。

MIZUKIさんは軽自動車である、ダイハツ『アトレー』が愛車なのだそう。軽自動車での4人家族のキャンプはいかなるものか、注目です!

車を選んだときのポイントや決め手

MIZUKIさん提供

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軽自動車ながら、車中泊ができるほどの広さが決め手になりました。

ファミリーキャンプが主なスタイルのMIZUKIさんにとって、荷台の広さは重要なポイントのようでした。

コンパクトなイメージの軽自動車ですが、荷台の広さが確保できれば、複数人でのキャンプも問題なくできそうですね!

車の便利なポイント&不便なポイント

MIZUKIさん提供

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アトレーの便利だなと思うポイントは、荷台のルーフネットですね。

ルーフネットがあると、空間を有効に活用できて便利ですね。

MIZUKIさんは銀マットやウクレレなど、あまり重たくない荷物をルーフネットに積んでいるようでした。

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軽自動車なので、荷物と人をいっぱいに載せると、アクセルのパワーが弱いのは少し不便なポイントです。

アクセルのパワーの弱さは、軽自動車ならではの悩み。荷物が多い人や、大人数でのキャンプへ出かける人の場合は気になってしまいそうです。

車に荷物を積むときの工夫

MIZUKIさん提供

【MIZUKIさんのキャンプの荷物】

  • QUICKCAMP:ダブルウォール キャビンテント 4-5人用
  • イグルー:マックスコールド クーラーボックス 57L
  • BUNDOK:ベース コンテナ 600
  • コールマン:寝袋 ファミリー2in1
  • コールマン:キッズ 50度スリーピングバッグx2
  • QUECHUA:折りたたみ ローチェア
  • Soomloom :折り畳み式テーブル アルミ製x2と連結板
  • イワタニ:カセットフー タフまるJr.
  • CARBABY:焚き火台
  • その他:アウトドアチェアx2、銀マットx4、炭、ウォータータンク、衣類、ウクレレ

上記の荷物を実際に車に積んだ様子がこちら!

MIZUKIさん提供

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クーラーBOXやコンテナなど重たい大型の荷物は取り出しやすい手前に置いてます。

家族全員分の荷物や食材を積むとなると、それだけで一苦労ですよね…。

MIZUKIさんはできるだけ労力が少なくなるよう、荷物の配置を工夫されているようでした。

キャンプの車ファミリーキャンプ編【2】キャンプも趣味も存分に楽しめる! トヨタ『ハイエース』

2人目にご紹介するのは、トヨタ『ハイエース』が愛車のサリーさん。

最近人気を集めている「バンライフ」でも使用されることが多いハイエースを、サリーさんはどのように使っているのでしょうか。

車を選んだときのポイントや決め手

サリーさん提供

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最近はSUPやカヌーをやるので、キャンプ道具+αを積める積載量の多さをとても重視しました。

サリーさんのように、キャンプ道具+αを積める広さを求めている人は少なくないはず。

趣味が多いキャンパーにとって、ハイエースの広さは魅力的ですね!

車の便利なポイント&不便なポイント

サリーさん提供

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車中泊ができるようになり、キャンプ場だけでなく、道の駅やRVパークに宿泊する楽しみができました。

また、ストーブやホットカーペットなど、荷物が多くなりがちな冬キャンプでも積載に余裕があり、荷物を積む時間も短縮できてとっても楽です!

サリーさんは車中泊も楽しみたいという理由から、ベッド付きの車を選んだのだそう。

ベッドがあると空間を有効活用できるので、積載量アップ&寝床の確保の一石二鳥ですね!

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ただ、座席がかなり高い位置にあるのが不便なポイント。見通しは良いのですが、乗り込むときに「よいしょ!」と体を持ち上げる必要があって大変です…。

サリーさん提供

ハイエースは、運転席の下にエンジンが搭載されているため、座席が高い位置にあるのだそう。

小柄な人や、お子さんが乗り込むときには大変かもしれませんね。

車に荷物を積むときの工夫

サリーさん提供

【サリーさんのキャンプの荷物】

  • フジカ:ストーブ
  • コールマン:カーサイドタープ
  • Hilander:ウッドロールトップテーブル
  • スノーピーク:ローチェア30×2
  • FIELDOOR:チェア×2
  • ユニフレーム:焚き火テーブル
  • NANGA:寝袋×4
  • テントファクトリー:クーラーボックス
  • ダイソー:ウォータージャク
  • その他:ミニテーブル×2、調理器具などを入れたコンテナ×2、食材を入れたバスケット、子供の外遊びグッズ、場合によりテント・オープンタープなど

上記の荷物をサリーさんの愛車に積んだ様子を見てみましょう!

サリーさん提供

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基本的に、重くて固いものを下に積みます。ただ、今のハイエースは本当に荷室が広いので、ほとんどの荷物がベッドの下に収納できてしまいます!

キャンプ道具はほぼ車に積んだままなので、自宅に持ち帰る衣類やゴミなどは、取り出しやすい場所に置いておくと帰宅時に楽です。

広い空間を有効活用するために、サリーさんは荷物の置き場所を工夫されているようでした。

筆者は車内で荷物を探すことが多いので、すぐに使うものは取り出しやすい位置に置くように心がけようと思いました!

キャンプの車ソロキャンプ編【1】オープンカーで大自然を満喫! トヨタ『MR-S』

続いては、主にソロキャンプを楽しんでいるえ~ちゃんさんのキャンプの車をご紹介。

え~ちゃんさんは、キャンプには珍しいスポーツカーが愛車なのだそう。スポーツカーをどのようにキャンプ仕様にしているのか、注目です!

車を選んだときのポイントや決め手

え~ちゃんさん提供

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景色の良いキャンプ場&ドライブウェイの運転を、オープンカーで楽しみたかったので選びました。

スポーツカーでキャンプへ出かけるキャンパーさんがいることを、筆者は初めて知りました!

晴れた日に自然を感じながらキャンプ場へ向かう道中は、とても気持ちよさそうですね!

車の便利なポイント&不便なポイント

え~ちゃんさん提供

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山道でも軽快に走れ、自然をより体感できるところを気に入っています。

トヨタ『MR-S』はスポーツカーであるため、山道でも軽快に走れるのだそう。

運転が好きなキャンパーにとっては、移動時間まで楽しめちゃいますね!

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不便なポイントは、エンジンが運転席の後ろにあり荷物積載量が少ないところです。

え~ちゃんさん提供

荷物が増えてしまいがちなキャンプでは、積載量が少ない点は不便になりやすいですね。

そんな不便な点を、え~ちゃんさんは積載方法を工夫してカバーしているのだとか。

車に荷物を積むときの工夫

え~ちゃんさん提供

【え~ちゃんさんのキャンプの荷物】

  • テンマクデザイン:サーカスTC DX
  • Naturehike:フォールディング キャンプベッド
  • Hilander:スエードインフレーターマット
  • Jackery:ポータブル電源 700
  • YOGOTO:ダウンシュラフ
  • BUNDOK:フォールディングラック
  • ユニフレーム:焚き火テーブル
  • FIELDOOR:クラシックチェア ミニ
  • THE NORTH FACE:BCダッフルM
  • その他:クーラーボックス、薪2~3束など

実際に、上記の荷物を車へ積んだ様子がこちらです。

え~ちゃんさん提供

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無駄なスペースを作らないよう小分けで積載することで、冬場は薪ストーブも持っていけます。

え~ちゃんさんは、あえて荷物を小分けにすることでデッドスペースをなくし、積載のハンデをカバーしているとのこと。

助手席の足元にポータブル電源を置いたり、マグカップはカラビナでバッグに取り付けたりと、細かな工夫が目を引きますね!

キャンプの車ソロキャンプ編【2】積み込みスペースが広いミニバン! ホンダ『ステップワゴン スパーダ』

続いては、Camper's_akiさんの愛車である、ホンダ『ステップワゴン スパーダ』をご紹介。

薪ストーブやデコレーション用の電飾など、多くの荷物を積み込んでいるというCamper's_akiさんの収納術は、必見です!

車を選んだときのポイントや決め手

Camper's_akiさん提供

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前車がステップワゴンで気に入っていたため、ホンダ車の中から積込スペースが広い車を選択しました。

Camper's_akiさんのように、ソロキャンプや少人数でも多くのギアを持っていきたいキャンパーは、ミニバンという選択肢もアリですね!

車の便利なポイント

Camper's_akiさん提供

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要・不要で悩む物も積んでいけるので、何かあったときにとても便利です。

また、急な雨のときにも便利ですね。

Camper's_akiさんのサイトは多くのギアに囲まれていて、とても楽しそうな印象です。たくさんのギアを持参してキャンプを楽しめるのは、積載量が多い車の利点ですね!

また、スライドドアの車は、車と連結したリビングスペースと行き来がしやすいのが特徴。天候の変化への対応や、荷物の出し入れがスムーズにできそうですね。

車に荷物を積むときの工夫

Camper's_akiさん提供:春秋(左)、夏(中央)、冬(右)

【Camper's_akiさんのキャンプの荷物】

テント・タープ・焚き火台・チェア・コットなどはもちろん、キッチンテーブルやラック、ワゴン、調理器具、クッションにデコレーション用電装など、書ききれないほどたくさん!

こだわりのギアがたっぷりのCamper's_akiさんは、どのように荷物を積んでいるのでしょうか。実際の様子がこちらです!

Camper's_akiさん提供

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インテリアバーやベルトなどを活用して、スペースを有効活用しています。具体的には以下のような感じです。

(1)基本的にサードシートを収納して、セカンドシートを最前部に移動しスペースを広げています。また、ルーフ内側にバーを取り付けます。

(2)バーに長物を載せてラッシングベルトで固定します。

(3)運転席側奥にコンテナを積んでいきます。

(4)&(5)コンテナの横にベンチやテントなどを立てて、積込ガイロープで押さえます。

(6)セカンドシート部分に小さなコンテナやクーラーボックス、ジャグなどを積み込みます。(調理関係やデコレーション用電飾など)

(7)ランタンやスパイスボックスなど細かな荷物を収納したコンテナボックス(大)を置き、上に石油ストーブを乗せ、レジャーマットで保護します。

(8)残りの荷物を積み込みます。

(9)最後にカーゴネットで押さえて完了です。

Camper's_akiさんは多くの荷物を効率よく積み込むために、車内用のインテリアバーや、荷物を固定するためのベルトを活用しているとのこと。

詳しい写真付きで、わかりやすく解説してくれました!

キャンプの車デュオキャンプ編:SUV仕様でアウトドアに◎な軽自動車! スズキ『スペーシアギア』

最後にご紹介するのは、主にデュオキャンプを楽しんでいる山田裕貴(やまさん)さんです。

やまさんの愛車は、スズキ『スペーシアギア』。軽自動車でのキャンプを考えている人は、必見ですよ!

車を選んだときのポイントや決め手

やまさん提供

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SUV仕様の軽自動車で、積載量がある点から選びました。

車の顔が可愛いところもお気に入りです。

スズキのスペーシアギアは、軽自動車ながらSUV仕様。アウトドアでハードに使っていきたい人には、魅力的な軽自動車ですね!

車の便利なポイント

やまさん提供

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フルフラットになるので車中泊ができます。

また、ルーフレールがついていて、タープをつけられるところも便利ですね。

やまさんは、スペーシアギアの荷台をフルフラットにして、車中泊を楽しんでいるとのこと。

軽自動車で車中泊に挑戦してみたいというキャンパーには、ピッタリの車かもしれません!

車に荷物を積むときの工夫

やまさん提供

【やまさんのキャンプの荷物】

  • GEERTOP:TopRoad 4 Plus
  • REDCAMP:グランドシート
  • BUNDOK:ミニヘキサゴンタープ
  • ユニフレーム:REVOポール240×2
  • キャンピングムーン:フィールドラック×2
  • キャンピングムーン:ローチェア×2
  • コールマン:ホイールクーラー 28QT
  • CARBABY:焚き火台
  • mont-bell:ダウンシュラフ×2
  • DOD:バッグインベッド×2
  • イワタニ:カセットフー タフまるJr
  • フュアハンド:ベイビースペシャル276
  • ジョイフル本田:マルチツールボックス
  • ジョイフル本田:火消ツボ
  • ダイソー:薪入れ
  • その他:調理系アイテムを入れるコンテナ

上記の荷物を車に積んだ様子を見てみます。

やまさん提供

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細かいものは、なるべくコンテナに詰めて積載しやすくしています。

やまさんは他にも、デッドスペースができないように、火消し壺やコンロなどで隙間を埋める工夫もしているそうです。

筆者は車の運転中に荷物が動いてしまうことが多いので、参考にさせていただきます。

ハピキャンライター愛用! キャンプの荷物を車へ積むときに便利なおすすめ収納グッズ

ハピキャンライターの皆さんは、車に荷物を積み込むときに、色々な工夫をしているようでした。

ここからは、ハピキャンライターが車に荷物を積むときに愛用している、便利な収納グッズもご紹介していきます。

BUNDOK『ベースコンテナ 600』

キャンプの荷物を収納する定番グッズの『コンテナ』。

BUNDOK『ベースコンテナ 600』は、低価格ながら丈夫で、デザインも優れているので評判が良い製品です!

キャプテンスタッグ『FDハンディコンテナ(L)』

こちらはキャプテンスタッグの

取っ手付きのコンテナは持ち運びが楽で、特に駐車場とサイトが離れたキャンプ場などでは、とても役立ちますよね。

収納時にはコンパクトになる点も魅力的。

THE NORTH FACE『BCダッフル M』

コンテナは使わず、THE NORTH FACEの『BCダッフル M』を使っているという回答もありました。

BCダッフル Mはデザインがカッコ良いだけでなく、高い防水性と耐久性も兼ね備えているので、アウトドアでハードに使いたい人にもおすすめです!

車も大切なキャンプギア! 愛車とともに楽しい思い出を作ろう

(123RF イメージID : 4682900)

今回はハピキャンライターの「キャンプの車」をご紹介しました。

ソロキャンプやファミリーキャンプ、走行性能や車中泊ができる環境など、キャンプの車を選ぶポイントはさまざまでしたね。

また、一見車載が難しそうな車でも、積載時に工夫をすることでキャンプの荷物をしっかり載せられることが分かりました。

今回のアンケート結果も参考に、これから車を買う人も、すでに車を持っている人も、愛車とともにキャンプを楽しみましょう!

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