心に火がつく熱い試合を なでしこ高倉監督、知事にオンライン表敬 13日、宇都宮でメキシコ戦

福田知事(右手前と画面右上)にオンラインで表敬訪問した高倉監督(画面右下)=4日午前、県庁

 サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」の国際親善試合が栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで行われるのを前に、4日、日本女子代表の高倉麻子(たかくらあさこ)監督らが福田富一(ふくだとみかず)知事にオンラインで「表敬訪問」した。

 高倉監督のほか、宇都宮市出身で日本協会女子委員会副委員長の手塚貴子(てづかたかこ)選手団長が新型コロナウイルス禍のためオンラインで参加。県協会の星野務(ほしのつとむ)会長は県庁を訪れ、それぞれが画面越しに交流した。

 同親善試合は県協会創立75周年と新スタジアムのオープンを記念し、当初は20年6月に実施予定だったがコロナ禍で中止となっており、1年越しの実現となる。

 福田知事は「五輪では11年のワールドカップ優勝、15年の準優勝の感動がよみがえるよう、県民と共に応援する」と強化の一環となる親善試合を歓迎。高倉監督は「新しい素晴らしいスタジアムで試合ができることに感謝しているし、楽しみ。精いっぱい戦い、皆さんの心に火がつくような熱い試合をする」と決意を述べた。

 キックオフは13日午後2時から。メキシコ女子代表と対戦する。チケットはチケットぴあなどで購入できる。(問)県協会028.688.8411。

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