台風3号は沖縄本島地方に接近の見込み

台風3号は、東シナ海を北東進する予想です。きょう5日の朝には西表島の西を通過しました。夜のはじめ頃には沖縄本島地方に接近し、その後梅雨前線と一体化して温帯低気圧に変わる見込みです。

台風3号や梅雨前線の影響で、沖縄や奄美ではあす6日にかけて大雨となるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

梅雨前線の影響で、西日本から東日本の太平洋側は雲が広がります。きょうは九州南部を中心とした降水ですが、あすは広い範囲で雨が降るでしょう。一方で、日本海側や北日本は前線の影響が少なく、あすにかけて晴れる見込みです。

（気象予報士・吉澤 巧）

画像について：5日午前9時の台風3号の位置と進路予想。