静かに抗議活動 上越市でスタンディング  五輪中止デモ 共産党地区委女性後援会

 糸魚川、上越両市で聖火リレーが行われた4日、上越市国府3の国道8号加賀交差点付近で、共産党上越地区委員会女性後援会によるスタンディング行動が行われた。

 約20人が参加し、原発ゼロや政権交代などに加え、新型コロナ対策の徹底や、コロナ禍での東京五輪中止を静かに訴えた。

風の中で約20人がスタンディング。新型コロナ対策の徹底や、コロナ禍での東京五輪中止を求めるボードなどを掲げた

 参加者たちは風雨の中、メッセージボードや旗を手に街頭に立ち、声を上げずに道行く人や車に手を振って呼び掛けた。新型コロナに関連して「コロナから命、くらし守る ケアに手厚い社会に」「イベントキャンセル‼必要経費は国の責任で補てん」「人々の命と暮らしを守るために 東京五輪の開催中止を求めます」などのボードが掲げられた。

 同後援会代表の宮川ヒロ子さんは「患者や医療関係者、飲食店など、苦しみ困っている人がたくさんいる中で、東京五輪をやる意味があるのか。感染防止のため大声は出せないが、しっかり呼び掛けたい」と話した。

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