今年の2歳新馬戦オープニングカードとなった5日の中京競馬5レース(芝1600メートル)は、岩田康誠騎手騎乗の7番人気クラウンドマジック(牡・加用厩舎)が快勝。後方でじっくり脚をため、直線で大外に持ち出すと、ゴール前で内のライバルを一蹴。世代トップで勝ち名乗りを受けた。勝ち時計は1分36秒0(良)。
管理する加用調教師は「攻め時計はもうひとつだったのに、それで勝つんだから潜在能力は高いね。ずっと手応えは良さそうだったし、新馬戦第一号の勝利。こんなにうれしいことはない」と笑顔を見せた。
同馬は父エピファネイア、母クラウンドジャック(母父ヴィクトワールピサ)という血統で、祖母には1994年のオークス2着馬で重賞2勝のゴールデンジャックがいる。馬主は協栄、生産者はタバタファーム。