落ち武者ヘアも披露!VJ系バンド「ジャックケイパー」メンバーが街頭演説デビュー

左から「ジャックケイパー」の矢島氏、立花党首、井田氏

立花孝志党首(53)率いる「古い政党から国民を守る党」(古い党)と政治団体「つばさの党」が5日、東京・新宿西口駅前で街頭演説し、つばさの党は次期衆院選で立花氏の掲げる諸派党構想に正式参加が決定。その他の参加予定の政治団体も多数集まり、決起集会となった。

立花氏は衆院選で、ワンイシューを掲げる政治団体を集める諸派党構想を計画している。国政政党である古い党がプラットフォームを提供する形で、選挙時に政見放送や票数に応じた政党助成金が得られるなどのメリットがある。

つばさの党は黒川敦彦氏(42)が率い、旧党名「オリーブの木」では2019年の参院選に出馬していた。黒川氏はこの日、支持者からの意見を聞いた上で、諸派党構想への参加を表明。他にも「ホリエモン新党」「子供の未来を守る党」「HAGE党」などの代表者らが気勢を上げた。

さらにビジュアル系バンド「ジャックケイパー」のメンバーで、次期衆院戦広島3区から出馬予定の「YG」こと矢島秀平氏(29)氏と、都議選豊島選挙区から出馬予定の李九(りく)こと井田恵介氏(29)も街頭演説デビューした。

柄にもなく緊張していた2人だが、マイクを握れば、そこはプロ。矢島氏は演説途中でベレー帽を脱ぎ去り、落ち武者カットの披露で聴衆の笑いを誘ったうえで、「若者の未来へ向けて、日本の未来へ向けて活動したい」と真顔で訴えれば、井田氏も「不真面目に見られがちだが、ユーチューブやってますので、最後まで見てもらいたい」とアピールしていた。

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