卓球・五輪代表補欠に早田ひな選出「伊藤、平野どちらと組んでも世界トップ級」

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早田ひな

 日本卓球協会は5日、理事会を開催し、東京五輪団体戦の代表補欠として、女子は20年全日本女王の早田ひな(20)=日本生命、男子は同全日本覇者の宇田幸矢(19)=明大=を選出した。ともにシングルス、ダブルスでトップクラスの実力を持ち、宮崎義仁強化本部長は「リザーブだが、大会当日までは(五輪代表選手の)練習相手という役目もある」と期待を込めた。

 五輪代表は2020年1月に決まり、男子は張本智和(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)、水谷隼(木下グループ)の3人が内定。女子は伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)の3人が内定しているが、仮に五輪本番で誰かがケガ等で棄権する場合、代わりとして出場することになる。

 団体戦は第1試合がダブルスとなるだけに、ペアリングが重要な要素。女子は世界ランク18位の佐藤瞳(ミキハウス)も補欠候補に挙がったものの、戦型が守備型のため「カットマンはダブルスで難しい」と宮崎氏。同25位の早田はサウスポーで、伊藤とのペアでは世界選手権銀メダルも獲得している名手だけに「伊藤とのダブルスは世界で金メダルを取れるくらい高レベル。平野とペアと組んでもツアーで優勝するレベルにある。どちらと組んでも世界トップレベルにあると判断した。また、団体戦のシングルスに出ても世界的レベルにある」と選出理由を説明した。

 また、男子の宇田は左で、同じく左の水谷、丹羽と重複するが、世界ランクでは五輪代表3人に次ぐ4番手の36位。全日本王者にも輝いているホープで、宮崎氏は「ダブルス、シングルスでも期待できる」と話した。