タレントの石原良純(59)と長嶋一茂(55)が5日放送の「徹子の部屋45周年スペシャル さんま&一茂良純&高嶋ちさ子 土曜の夜もザワつく会!!」に出演し、4月に亡くなった俳優の田村正和さんのエピソードを繰り広げた。
番組MCの黒柳徹子が石原に「田村正和さんと(共演したことが)あるんですよね?」と問いかけると石原は「共演させていただいたことがありました。(田村さんは)僕らにとっては初号の映画スターという感じだった。その時代の方々は、役や芝居うんぬんよりもその人のオーラがあった」と回想。
ある時、東京・成城のゴルフ練習場に行ったところ「遠くの方で人が坂を下ってくるのが見えた。あれ?と思ってよく見たら田村さんだった」。石原は「100メートル以上離れているのに、はっきりと田村さんだと分かった。それぐらいオーラがあった」と明かした。
一茂は田村さんとは会ったことがないというが、こんな衝撃エピソードを明かす。
「田村さんがTBSでドラマを撮られていた時にたまたま僕もTBSにいた。楽屋の近くのトイレに行こうと思ったら、あるマネジャーさんみたいな人に『今は入らないでください』と言われた。もちろん共同のトイレなんですけど、後から聞いたら田村さんが1人でトイレに行ってるから入らないでくれということだった。すごいと思った」
田村さんは自身のイメージを保つために人前で食事をしないことで知られているが、まさかトイレまで他を寄せ付けないとは…。一茂が「いやあ、あの時のトイレの思い出はいまだに忘れられませんね」と語るのも納得だ。