自民神奈川県連、三原じゅん子氏らを公認申請へ 22年の参院選

三原じゅん子氏

 自民党県連(小此木八郎会長)は5日、総務会を開き、来夏の参院選神奈川選挙区(改選定数4)の党公認候補として、いずれも現職の三原じゅん子氏(56)=当選2回=と中西健治氏(57)=同=を擁立する方針を決めた。党本部に公認申請し、近く正式決定される見通し。

 同党は今夏にも参院選の第1次公認候補を決定する意向で、党本部が5月に各都道府県連に対し、6月末までに申請するよう求めていた。これを受け、県連は両氏に意向を確認したという。

 神奈川選挙区は2013年の参院選から改選定数が3から4に増えたが、自民が公認候補を2人擁立するのは1998年の参院選以来となる。2016年参院選では三原氏を公認し、推薦していた無所属の中西氏を当選後に追加公認した。

 総務会後、県連の土井隆典幹事長は記者団の取材に「いずれも自民党としての活動実績を積み上げてきており、2人擁立に異論はなかった。(公明党を含め)与党が3人というのはきつい選挙になる」と述べた。

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