傷む前においしく使い切る!「残り野菜・フルーツ」のリメイクアイデア3つ

おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。

冷蔵庫に入っている使いかけの野菜やフルーツ。食べきれないものが増えてしまうと冷蔵庫の整理が大変になり、使いきれずにくさらせてしまうことも…。

今日は、梅雨の時期に入り、食品が傷みやすい時期だからこそおすすめしたい「食材使い切り」方法をご紹介します。

食材を無駄なく使い切るために私が心がけている2つのこと

コロナ禍をきっかけに自炊を始めた方も多いと思いますが、食材をくまなく使い切るのはなかなか至難の業だったりします。また、梅雨は食材が傷みやすい時期でもあります。

冷蔵庫に大量に食材をストックしておいたものの、知らず知らずのうちに使い切れないままだめにしてしまった…そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

食材を無駄なく使い切るためには、予め計画をたててお買い物をすることも大切ですが、冷蔵庫の中の整理整頓にもコツがあります。

私は、使い切れない食材は、お肉、お魚などの冷凍保存が効くものはすぐに1回分ずつに小分けして冷凍をします。

また、使いかけの野菜やフルーツは、冷蔵庫の中に専用のBOXをいれ、そこにまとめて収納するようにしています。こうすると冷蔵庫を開けた時に使いかけの食材がすぐにわかるため、お買い物の際に重複しにくく、使いかけの食材から優先してつかえるようになります。
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使いかけ野菜は「ぬか漬け」「ピクルス」にリメイク!

また、普段の料理で使い残した野菜は、すぐに使い切れない場合は、ぬか漬けにするか、ピクルスにしています。

ぬか漬けは本来なら、生ぬかに水、食塩を混ぜ、旨味となる昆布や、唐辛子、かつお節などを加えた後に、捨て漬け野菜をいれて発酵させてぬか床をつくるのですが、最近は発酵済みのぬか床が販売されています。

例えば、無印良品から発売されている発酵ぬかどこ。使いきれなかった野菜を洗って水気をふき、袋にいれて冷蔵庫に保存するだけですぐに使えます。

実は、ゆで卵やアボカドなどもぬか漬けにすることができるんですよ。まずは簡単に始められるところから取り入れてみるのがおすすめです。

もう一つ、使い残した野菜はピクルス液につけてピクルスにするのもおすすめです。こちらも、使い残した野菜を食べやすい大きさにカットし、ピクルス液に漬けるだけです。

ごはんの付け合わせにはもちろん、小腹が空いたときのヘルシーなスナックとしても重宝しますよ。

大量にフルーツが手に入ったら「ビネガードリンク」に

スーパーで購入するフルーツ。大袋で販売されているものは、すぐに食べきれない場合があります。そういう場合は、この時期ならフルーツビネガーにすることをおすすめします。

フルーツ、お砂糖、りんご酢を1:1:1の分量で清潔な瓶にいれ、お砂糖がとけるまで1日1回混ぜるだけです。

この時期なら、フルーツビネガーを炭酸水で割ると朝からスッキリ爽快な味わいに。朝のヨーグルトに添えたり、アイスクリームにかけたりといつものメニューにプラスすることで、フルーツを何種類か混ぜたり、シナモンなどのスパイスを加えても。

透明なガラス瓶にいれておくと、お部屋のインテリアにもなります。

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いかがでしょうか?

冷蔵庫の中がごちゃつく原因にもなり、梅雨の時期に傷みやすい使い残しのお野菜やフルーツ。

冷蔵庫の中での片付けルールをきちんと決めておくことも大切ですが、使い残しの野菜を使い回す方法をいくつかもっておくと最後まで食べきることができ、無駄にもなりません。

時間のない朝に、冷蔵庫に何もないときの救世主にもなりますよ。ぜひリメイクによる有効活用を試してみてくださいね。

フードスタイリスト 河合 真由子

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