空、海の便影響 強風で転倒も 台風3号、温帯低気圧に

 気象庁は5日、台風3号が同日午後3時に、東シナ海で温帯低気圧に変わったと発表した。

 この低気圧の影響で、梅雨前線の活動が活発化している。沖縄地方や奄美地方では6日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼び掛けた。

 石垣市では5日午前、雷雨と強い風に見舞われた。市消防本部などによると、市内で午前10時ごろ、80代の女性が風にあおられ転倒し、頭に軽いけがをした。

 空や海の便にも影響があった。琉球エアコミューターによると5日、那覇―与那国と石垣―与那国のそれぞれ2便が欠航した。那覇―宮古、宮古―石垣のそれぞれ1便、宮古―多良間2便の運航遅延があった。沖縄旅客船協会によると5日、本島と周辺離島などを結ぶ46便が欠航となった。6日の便は各社が早朝に運航可能か判断する。

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