聖火リレーでめぐる47都道府県【6月6日~】と山形県のルート&名所・観光スポット3選

東京2020オリンピックの聖火リレーは、ギリシャの首都アテネで引き継がれた聖火が47都道府県をめぐり、日本を一周します。聖火リレーのルートに沿って、日本各地の名所・観光スポットをご紹介します!

山形県のルートとランナーは?

聖火リレーは20201年3月25日(木)に福島県からスタート。6月6日(日)~7日(月)は山形県を聖火ランナーが走ります。

●1日目(6月6日)

西川町民体育館を出発し、寒河江市、河北町、長井市、白鷹町、高畠町、米沢市、南陽市、上山市から、山形市の山形県総合文化芸術館へ。

●2日目(6月7日)

天童市の道の駅天童温泉ステージを出発し、東根市、村山市、尾花沢市、新庄市、鶴岡市、遊佐町を経て、酒田市の飯森山公園に到着します。

山形県を走る有名人ランナーはこちら

●元スキー選手・瀧澤宏臣さん

米沢市を走行(6月6日)

●フェンシング元日本代表選手・池田めぐみさん

南陽市を走行(6月6日)

見どころ・上杉神社

戦の世にありながら、義を重んじ、敵に塩を送ったことで有名な上杉謙信。合戦に際して毘沙門天と不動明王という最強の両神を味方につけて戦ったとされ、戦国最強の武将と語り継がれています。上杉神社はそんな武将・上杉謙信を祀る神社。参道に続く舞鶴橋には毘沙門天の「毘」、不動明王を表す「龍」の文字が書かれた軍旗が掲げられています。開運招福、諸願成就、学業成就、商売繁盛などのご利益があるとされ、県内外から多くの人が足を運ぶパワースポットです。

見どころ・最上公園

(C)山形県

最上公園は新庄城址にあり、ユネスコの無形文化遺産「新庄まつり」のゆかりの場所。新庄まつりは、毎年8月24・25・26日の3日間にわたって新庄市で開催される伝統行事で、1756年に藩主・戸澤正諶が始めた豊作祈願が起源とされています。新庄城は戸澤政盛氏が1625年に築いた城で、以来243年間戸澤家の居城として受け継がれました。現在は、本丸跡や土塁が残されるのみとなっていますが、最上公園は桜の名所として親しまれ、毎年春になると県内屈指のお花見スポットとして多くの人で賑わいます。

見どころ・宝珠山立石寺

立石寺は860年に建立された天台宗のお寺で、「山寺」の名称で親しまれています。1689年に松尾芭蕉がこの地を訪れ、『奥の細道』に収録されている名句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」を詠んだとされています。百丈岩の上にある開山堂、さらにそこから徒歩5分ほどの位置にある五大堂からの眺めは絶景で、山間に広がるふもとの景色を一望することができます。

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