本県が全国有数の漁獲量を誇る近海・沿岸マグロはえ縄漁が、新型コロナウイルス禍の影響で苦境にあえいでいる。関西や関東など都市圏で飲食店の営業の自粛や時間短縮が行われて需要が減り、水揚げが多いキハダマグロの価格が低迷していることが要因。漁全体も不漁であることに加え、漁獲規制により単価の高いクロマグロを狙うこともできない三重苦に陥っている。
本県マグロはえ縄漁苦境 「収益半減」経営厳しく
- Published
- 2021/06/06 10:00 (JST)
- Updated
- 2021/06/06 14:15 (JST)