【陸上】山県亮太が100M9秒95の日本新記録!日本人4人目の9秒台で東京五輪へ視界良好

9秒95の日本新記録で優勝した山県亮太(代表撮影)

陸上短距離の山県亮太(28=セイコー)が6日、布勢スプリント(鳥取・ヤマダスポーツパーク陸上競技場)の男子100メートル決勝で9秒95の日本新記録を樹立した。2019年にサニブラウン・ハキーム(22=タンブルウィードTC)が記録した9秒97を0秒02縮め、日本人4人目の9秒台となった。

山県がようやく9秒台の領域に突入。ツイッター上で桐生祥秀(日本生命)から「おめでとうございます!」と祝福されると、「ありがとう」と応じた。五輪参加標準記録(10秒05)もあっさり突破し、東京五輪へ視界良好となってきた。日本選手権(24~27日、大阪・長居)で3位以内に入れば出場権を手にすることができる。

桐生やサニブラウンをはじめ、同レースで10秒01をマークして2位となった多田修平(住友電工)、小池祐貴(住友電工)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)らライバルがひしめくが、悲願となる大舞台の決勝進出へ準備は着々と進んでいるようだ。

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