体操団体残り2枠は谷川航と北園!白井ら逃しリオから5年 五輪団体金戦士姿消す

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 あん馬の演技を終えて笑顔を見せる北園丈琉(撮影・堀内翔)

 「体操・全日本種目別選手権」(6日、高崎アリーナ)

 東京五輪の国内代表選考会が全て終了した。貢献度による団体メンバー残り2枠の争いは谷川航(セントラルスポーツ)と18歳の北園丈琉(徳洲会)が初の五輪代表入りを決めた。白井健三(日体大教員)と田中佑典(コナミ)の落選が決まり、これで16年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した団体メンバーが全員姿を消すこととなった。

 1年延期による5年の時間と、リオ五輪までの5人から1人減った団体4人制の採用が、厳しい世代交代を導いた。大黒柱の内村航平は度重なる負傷もあり、鉄棒に専念。加藤凌平、山室光史とも負傷などもあり、万全の状態で選考会に臨めなかった。近年負傷に苦しんだ白井健三も、この日、床で2位の得点をマーク、平行棒のみに出場した田中佑典は平行棒を制するなど復調を見せたが、届かなかった。

 代表決定後の場内インタビューで、谷川航は「代表に入ることが目標じゃなくて、そこで金メダルをとるっていうのが目標で、それを達成するためにずっと頑張ってきた。そこに向けて全力でやっていきたいなと思います」など心境を語った。

 北園は「本当にいろいろ、こみ上げてくるものがあって。今日はまず代表に入れて本当によかったなと思っています。僕だけじゃなくて、いろんな人の支えのおかげで、こうして戻って来ることができたので、本当に感謝してもしきれない。本当にありがとうございました」と感極まった様子で語った。その上で「絶対に団体での金メダルを全力で取りにいきます」と宣言した。