【日本ツアー選手権】石川遼はノーボギー「67」で20位 次戦の全米オープンへ「ワクワク感はあります」

石川遼

男子ゴルフの国内メジャー「日本ツアー選手権森ビル杯」最終日(6日、茨城・宍戸ヒルズCC=パー71)、41位から出た石川遼(29=CASIO)が67をマーク、通算イーブンパーの20位で大会を終えた。

苦手の宍戸をノーボギーで回り「2019年(3日目)にノーボギーで回った時は(1か月後の『日本プロ』の)優勝につながりましたし、一つのバロメーターになりますね」。上位でプレーできなかった悔しさの一方で、今後への手ごたえを口にした。

次戦は海外メジャー「全米オープン」(17日~)。同じトーリーパインズGC(カリフォルニア州)で行われた米ツアー「ファーマーズインシュランス」では14年に7位に食い込んでいる。

「好きなコースですし、全ホール、バッチリ覚えているんでワクワク感はよりありますけど、セッティングでだいぶ変わるんでマネジメントは参考にならないと思います」。

現時点で目標は定めておらず「現地に行ってから決めることになる」。海外メジャーは9月開催だった昨年の「全米オープン」以来9か月ぶり。この日得た好感触を、相性のいいコースで発揮する。

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