【競泳ジャパンOP】100mバタフライVの池江璃花子 レース前の不安を払拭できたワケ

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優勝した池江は飛び切りの笑顔を見せた

競泳のジャパンオープン最終日(6日、千葉県国際総合水泳場)、リレー2種目で東京五輪代表の池江璃花子(20=ルネサンス)が女子100メートルバタフライ決勝で58秒03をマークして優勝した。

リベンジを果たした。前半50メートルを2番手で折り返すと後半で逆転してトップに立ち、そのままフィニッシュ。前日の100メートル自由形では2位に終わっていただけに「昨日は悔しかったので挽回できてよかった。日本選手権の決勝でしか勝ったことがなかったので、バタフライのほうが不安だったが、自信につながるレースにつながった」と感想を語った。

復帰後、自由形をメインに練習してきた池江は2月の東京都オープンでバタフライを〝解禁〟した際に「すごく苦しい思いをしたというか、全然自分が思っていたようなレースができなかった」という。それでも、ネガティブに捉えず「伸びしろだな」と受け止め、強化を続けてきた。

そして、2か月後の日本選手権で王座を奪還。「やっぱりバタフライで活躍したいという強い気持ちが自分のモチベーションだったり、バタフライをどんどん速くしてくれた要因なんじゃないかな」と振り返る。

レース前は「自信がない種目」とのコメントもあった。しかし、池江は「今回、勝てた要因はやっぱり『強い意志』」と自己分析。続けて「どちらかというと、自分の中ではバタフライのほうが気合も入れていたり、もっと世界に出て行きたいという気持ちが強いからそういう結果になったと思う」と言い切った。

五輪開幕まで2か月弱。水泳界のヒロインは本番でどんな活躍を見せてくれるのか。