前園真聖氏が五輪メンバー占う “激戦”左ウイングは「ファーストチョイスは相馬」「三笘は厳しい状況」

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ゴールこそ決めた三笘だが

【前園真聖 Zoom up】東京五輪に出場するU―24日本代表が、5日のU―24ガーナ代表戦(福岡)に6―0で大勝しました。

オーバーエージ(OA)のDF吉田麻也(32=サンプドリア)、DF酒井宏樹(31=マルセイユ)、MF遠藤航(28=シュツットガルト)を初めて同時先発させ、攻撃の中心を担うMF堂安律(22=ビーレフェルト)、MF久保建英(20=ヘタフェ)もスタメンでした。今回のスタメンがベストメンバーでしょうし、OA選手が入って後ろが安定したことで攻撃もスムーズに運べました。

今回の活動はチーム力アップとともに、五輪メンバー18人入りの最終選考の場でもあります。OAも加わってチームの形が見えてきたところでメンバーも絞り込まれてきた印象です。OA3人の当確はもちろんですが、U―24世代では堂安、久保、DF冨安健洋(22=ボローニャ)、DF板倉滉(24=フローニンゲン)のA代表経験者にMF田中碧(22=川崎)が挙げられます。

激戦区は左ウイングで現時点でのファーストチョイスは、ガーナ戦で先発したMF相馬勇紀(24=名古屋)だと思います。守備の部分の献身性もありますし、久保、堂安といった攻撃の中心とうまく連係できています。一方のMF三笘薫(24=川崎)は厳しい状況です。3月のアルゼンチン戦では何もできませんでしたし、ガーナ戦は得点こそ決めましたが、その場面だけでした。

U―24では、中心選手としてある程度自由を与えられる川崎と違うので本番までに完全フィットするのは困難です。このポジションには、MF遠藤渓太(23=ウニオン・ベルリン)もいますし、メンバー発表前最後の試合となるジャマイカ戦(12日、豊田)も注目したいですね。

(元日本代表MF)