タクシーアプリ「GO」、TVCMと新規向けキャンペーンを開始 利用拡大めざす

株式会社Mobility Technologies(以下、MoT)が展開するタクシーアプリ「GO(ゴー)」は、6月5日から新CMの放映を始める。また、CMの開始と連動して「GO」の新規登録と利用でクーポンを配布するキャンペーンも6月3日から開始した。

■タクシーアプリの利用拡大めざす

外出自粛などの影響で移動量が減少する一方、タクシーアプリの利用は拡大傾向にある。今回発表した「GO」のCM放映とキャンペーンは、安全安心に移動できるタクシーアプリをより広くアピールするべく行うものだ。

新CMには俳優の竹野内豊氏と前原滉氏を起用し、「GOする!取り合い」と「GOする!雨の日」の2編、それぞれに15秒バージョンと30秒バージョンを放映する。

「『GOする!取り合い』篇(キャンペーン) 30秒」MoT YouTubeチャンネルより

■新規登録者向けキャンペーンも開始

併せて開始する「GOする!キャンペーン」では、「GO」アプリの新規登録者が対象エリアで乗車すると、乗るたびに500円クーポンが付与される(会員登録月から3カ月連続、月間3枚の上限あり)。

キャンペーンは6月3日から開始し、終了日は現在のところ未定。エリアは、北海道・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県の10都道府県(一部地域を除く)が対象だ。

その他にも、シートベルトの着用を啓蒙するオリジナルムービーを、タクシー・サイネージメディア「Tokyo Prime」で放映する予定だ。

■多様化するタクシーのモビリティサービス

MoTは、タクシーアプリ「JapanTaxi」とDeNA「MOV」との事業統合により、2020年4月から新体制でスタート。同年9月には「GO」のサービスを開始した。「GO」アプリは、タクシーの配車、支払い手段の事前登録による配車時および車載タブレットでの決済サービス、メールでの電子領収書発行などの機能を有する。

都内の一部エリアでは、スライドドア車両や車いす対応車両の指定が可能となる新機能「サービス指定」や、日本初となるタクシーデリバリー専用アプリ「GO Dine(ゴーダイン)」など、新たなサービスも提供している。

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