山崎賢人「いろんな愛の形が詰まった作品」 東京タワーが恋のピンク色に 「夏への扉」公開記念イベント

6月25日より劇場公開される、ロバート・A・ハインラインのSF小説の映画化作「夏への扉 -キミのいる未来へ-」の公開記念イベントが、6日に都内で開かれ、山﨑賢人、清原果耶、藤木直人、夏菜、高梨臨、三木孝浩監督が登壇した。

すべてを失いながらも未来を変えるため30年の時を超える科学者・高倉宗一郎を演じた山﨑賢人は、本作での”胸アツシーン”を聞かれ、「『さっきはごめんね』というセリフなんですが、”さっきは”なんですよ。その間に、時を超えていろいろなことがあっての”さっきは”というセリフになるのが、何てすてきなんだろうと思いました」と振り返っていた。宗一郎から大切に思われている璃子役の清原は、「冒頭で山﨑さん演じる宗一郎と音楽を一緒に聴くシーンですね」と回答。「この二人だからこその距離感で、『またあの曲?』というやり取りが、じんわり胸が温まるシーンだなと思いました」語っていた。

イベントでは、時を超える純愛ラブストーリーである本作にちなみ、東京タワーが恋の色であるピンクに染められることに。山﨑が点灯スイッチを押すと東京タワーがあざやかなピンクに包まれ、登壇者たちは美しく輝く東京タワーを見上げながら拍手を送った。

最後に山﨑は「この作品は本当に、レトロでチャーミングで、いろんな愛の形が詰まった作品、そしてラストにはものすごく幸せなサプライズが用意されています。本当にさまざまな世代の方々に楽しんでいただける作品です。今日はありがとうございました!」とアピールし、イベントは終了した。

「夏への扉 -キミのいる未来へ-」は、1956年にアメリカで発表されたロバート・A・ハインラインのSF小説を映画化した作品。ワナにはめられてすべてを失いながらも、大切な人を救うために30年の時を超える科学者・高倉宗一郎を山崎賢人が演じる。共演には、清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造ら。「フォルトゥナの瞳」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の三木孝浩が監督を務めている。

夏への扉 ーキミのいる未来へー
2021年6月25日(金)全国ロードショー
配給:東宝 アニプレックス
©2021 映画「夏への扉」製作委員会

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