ウィンカー今季2度目の3本塁打 秋山2安打で打率.205

【レッズ8-7カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

レッズが敵地でのカージナルス4連戦をスイープした。カージナルス先発のジョン・ガントに猛攻を浴びせて3回までに7点を先行したレッズだったが、6回裏に一挙7点を失って同点。しかし、9回表に今季防御率0点台のアレックス・レイエスからジェシー・ウィンカーがこの試合3本目のアーチとなる17号ソロを放ち、これが決勝点となった。レッズが敵地でのカージナルス4連戦をスイープするのは31年ぶり。シーズン2度の1試合3本塁打は球団史上初の快挙となった。

レッズは初回にウィンカーの15号2ランで先制。2回表にウィンカーが2打席連発となる16号3ランを放ち、3回表にはエウヘニオ・スアレスの2点タイムリー二塁打が飛び出して大量7点をリードした。ところが、リリーフ陣が6回裏に崩れ、タイラー・オニールの13号2ラン、ノーラン・アレナードの2点タイムリーなどでまさかの7失点。試合は7対7の同点のまま9回に突入したが、ウィンカーがリーグトップに並ぶ17号勝ち越しソロを放ち、チームを4連戦スイープへと導いた。

レッズの秋山翔吾はタイラー・ネークインが左ハムストリングの張りを訴えたため、3回表に代打で登場。この打席でレフトへのヒットを放ち、そのままセンターの守備に就いた。第2打席はショートゴロに倒れたが、第3打席で再びレフトへのヒットを放ち、今季3度目のマルチ安打を記録。第4打席は空振り三振に倒れ、4打数2安打で今季の打率は.205、OPS.513となった。なお、ネークインの交代は予防措置であり、オフを1日挟んで次戦から出場できる見込みだ。

© MLB Advanced Media, LP.