サプライズ出演に思わずタジタジ 間寛平が後輩・さんまに頭が上がらないワケ

さんま(左)と寛平

“恩人”との共演に、お笑い芸人・間寛平(71)もタジタジ!?

6日、都内で行われた寛平の芸能生活50周年+1記念ツアー「いくつになってもあまえんぼう」公演に、明石家さんま(65)がサプライズ出演した。

昨年予定していたツアーは、コロナ禍で1年延期となり、今回は客席の数を半分にして開催。新喜劇のパートで、さんまは村上ショージ、ジミー大西を引き連れて登場した。

さんまの姿を見るや、寛平のギャグの切れ味はイマイチに。終演後の会見で「(さんまは)出てきた時から全部アドリブ。急に振られても、面白いボケができない。ジミーが怒られている時、ホッとした」と明かした。

寛平にとってさんまは後輩だが、感謝してもしきれないほどの恩がある。今でこそ寛平=マラソンのイメージがあるが、まだそれが定着していなかった1988年のこと。ギリシャで246キロ走る「スパルタスロン」に挑戦した時だ。

「特番が放送されたのだが、それが実現するまでには紆余曲折があった。寛平の知名度についてテレビ局側から注文がつき一度は破談となりかけたところ、寛平がさんまに直談判。快諾したさんまは忙しい中ギリシャに行き、リポートすることで無事に放送された。これが高視聴率を獲得し、寛平はマラソンという新たなキャラを手に入れ、一気に仕事が増えた」(芸能プロ関係者)

ほかにも「寛平が事故でレギュラー番組に穴をあけた時、さんまが代役を務めたことも。寛平が借金できつかった時期には、自分の番組に呼んだりもしていた」(前同)。

寛平がさんまに頭が上がらないのも長い歴史があるからだ。

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