7日（月）午後は晴れる地域が多く、東日本や東北で雲が多い所でも次第に晴れ間が戻る見通し。全国的に気温が高く、西・東日本、東北南部で30℃を超える所がありそうだ。あす8日（火）も気温の高い状態が続くが、午後は広い範囲で大気の状態が不安定となる見込み。

晴れて暑く

　7日午後は高気圧に覆われて、晴れる所が多くなりそうだ。最高気温は、日田（大分）32℃、岐阜や京都、鳥取などで31℃と、内陸を中心に暑くなる見込み。福井や福島でも30℃まで上がる予想で、両地点とも今年初めて真夏日となるかもしれない。屋外での作業や運動は、熱中症予防のために水分補給や休息を心がけたい。一方、梅雨前線に近い沖縄は、夕方までにわか雨や雷雨の可能性がある。

雷雨に注意

　あす8日（火）は、西日本と東日本の太平洋側を中心に晴れる見込み。各地とも気温が高く、西日本や東海、関東甲信で30℃を超える所がある予想だ。内陸は比較的空気が乾くとはいえ、日差しが強いので引き続き熱中症に対して注意が必要となる。なお、上空に寒気が流れ込む影響で、午後は北・東日本を中心に局地的に雨雲が発達する見込み。天気の急な変化、落雷や突風、ひょうに対して注意が必要だ。

水曜日以降の天気

　9日（水）から10日（木）は、北・東・西日本で晴れる所が多く、気温の高い状態が続く見込み。九州北部や近畿の盆地は30℃以上の真夏日が続き、特に9日の九州北部は、場所によって33℃前後まで上がるなど厳しい暑さが予想される。11日（金）は湿った空気の影響で西から雲が増え始め、12日（土）は九州や中国地方で雨の降り出す所が多い見込み。　

（気象予報士・高橋和也）