さまざまな展望スポットでサロマ湖の絶景を味わい尽くそう!

北海道の北東に位置するサロマ湖は、道内でいちばん大きな湖。日本全国でも滋賀県の琵琶湖、茨城県の霞ヶ浦に次いで3番目で、周囲約90km、面積約152㎡という大きさを誇ります。さらには開発の手が入っていない国定公園エリアでもあり、自然そのもののダイナミズムを感じさせてくれます。

そんなサロマ湖の壮大な姿を味わい尽くすべく、いくつかの展望スポットを巡ってみましょう。

もともとはオホーツク海に面する湾のような形状だったサロマ湖。長い時間をかけて砂が堆積して海の一部が閉じ込められ、現在の湖の形になりました。サロマ湖に観光にやって来たほとんどの人が訪れるのが「サロマ湖展望台」でしょう。

沿岸南側にある幌岩山の、ほぼ山頂付近に位置する展望台で、周囲には他に高い山がありません。そのため、湖の辺り一帯すべてを見渡すことが可能です。目の前に広がる大パノラマに、ここで過ごす時間はあっという間に過ぎていきそうです。ただし雪の期間は閉鎖されるため、事前に確認することをおすすめします。

▼詳しくはDomingoのスポットページをご覧ください

サロマ湖展望台

サロマ湖展望台へは、道の駅「サロマ湖」横の登山道からも行くことができるのですが、その道の駅西側にあるのが「ピラオロ展望台」です。

サロマ湖展望台のように一帯を見渡せるわけではありませんが、湖岸から湖を眺めることができます。ピラオロとはアイヌ語で「がけのある場所」を意味し、かつてアイヌの人々がこの場所で魚群の見張りをしていたと言われています。

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ピラオロ展望台

サロマ湖をもっと身近に感じたいなら、湖の東南に突き出たキムアネップ岬はいかがでしょう。

砂浜の湖岸まで行くことができ、近くにはキャンプ場もあります。さまざまな原生花が見られますが、特に晩夏に開花して湖畔を赤く埋め尽くすサンゴ草の群生は、圧巻の光景です。

/ (写真提供:佐呂間町役場)

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キムアネップ岬

いかがだったでしょうか?自然豊かなサロマ湖とその周辺だけに、季節によってさまざまな表情を楽しむことができ、その時々で訪れたい展望スポットも異なりそうです。サロマ湖を訪れる際の参考にしてみてください。

<取材協力・サムネイル写真提供>

佐呂間町役場

所在地:北海道常呂郡佐呂間町字永代町3番地の1

電話:01587-2-1211(代表 総務課)

公式サイト:

http://www.town.saroma.hokkaido.jp

ライタープロフィール

北海道観光カメライター ぶちねこ

北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。

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