巨人の重信慎之介外野手(28)が7日に出場選手登録を抹消された。
今季は主に代走や代打での起用となっていたが、大きなチャンスが巡ってきたのは4日の日本ハム戦(東京ドーム)。梶谷の故障離脱があり、流動的となっていた1番打者に抜てきされた。この試合で重信は3打席連続三振の後、貴重な追加点となる2号2ランを叩き込んでいた。
だが、「1番・中堅」で先発出場した翌5日の同戦では1四球を選んだものの3三振。6日はベンチスタートとなり、出番は巡ってこなかった。
原監督は重信を今季初めて1番で起用した4日の試合後、貴重な一発を称賛した一方で「やっぱり1番打者というのは出塁率というか、しつこい打撃というのは必要ですから。まあ、50点というところ」と注文も。4打席目に結果を残していなければ「どういう〝世界〟に行っていたかは分からないね」と独特な言い回しで奮起を促していたのだが…。
開幕から一軍にしがみついてきた重信は、もう一度はい上がれるか――。