数百年前からある仏像盗まれる 京都のお寺「あってはならない」

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立本寺で盗難された仏像「月天子」(京都府警提供)

 7日午前7時ごろ、京都市上京区七本松通仁和寺街道上ルの日蓮宗本山・立本(りゅうほん)寺で、刹堂(せつどう)に安置されていた仏像「月天子(がってんじ)」がなくなっているのを参拝者が見つけた。京都府警上京署が窃盗事件として捜査している。

 同署によると、盗まれた仏像は木造で高さ50センチ、数百年前から同寺にあるとされる。同寺に住む貫首の男性(80)らが毎日、刹堂でお勤めしており、6日午前7時ごろには安置されているのを確認していた。閉門した後も、敷地内への出入りは可能だったという。

 貫首の男性によると、刹堂には、月天子像以外にも複数の仏像があったが無事だった。「盗難にショックを受けている。あってはならないことだ」と話した。