世界中の注目を集めた6日(日本時間7日)のボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(44)と人気ユーチューバー、ローガン・ポール(26=ともに米国)のエキシビションマッチは〝世紀の大凡戦〟と世界中からブーイングが起きた。だが、格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(57)は2人の出場に向け交渉を行うと明言した。
榊原氏は「メイウェザーとしてもあれだけクリンチをされたらどうしようもないですよね。ただ、してやったりなんじゃないですか。しこたま儲かっただろうし。全米があれだけ騒然となったわけですから」と試合の感想を語った。
SNS上でも話題になったのが、メイウェザーの入場時に陣営がRIZINのTシャツを着用していたことだ。これについては「(ポールの樹海動画の)ユーチューブで日本に迷惑をかけたことを制裁するということだったみたい。それで『RIZINを代表して戦うから着てもいいか?』とのことだった」と申し出があったと説明した。
榊原氏は両者と交渉を進めていることを認めた上で「(リマッチも含め)やりたいです。ローガンも50勝無敗の男とフルラウンドで戦ったわけですから。(レスリング出身だから)次はRIZINで得意のMMAで。2人のうちいずれか、あるいは両方に、年内に試合をする方向で交渉したい。ローガンともこの間、アメリカに行ったときに話して『誰とでも戦う』という感じだった」と語った。対戦候補には朝倉未来(28)や人気ユーチューバーのシバター(35)の名を挙げたが、果たして…。