一時保護移民の永住権否定

米最高裁、不法入国理由に

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 【ワシントン共同】米最高裁は7日、不法入国後に一時保護資格(TPS)の対象となった中米エルサルバドル出身夫妻の移民が米国永住権(グリーンカード)を求めた訴訟の判決で、夫妻の請求を棄却した。米メディアによると、同様の立場にある数千人に影響を与える判断という。

 TPSは母国で内戦や災害などが起きた移民らに米国滞在や就労を許可する制度。グリーンカード取得には合法的な入国が条件の一つだが、夫妻は1990年代に不法入国後、TPSを得て合法的に入国したとみなされたと主張した。最高裁は不法入国の立場は変わらないと判断した。